何かこの会社おかしいぞ。
意見が偏っているし自分の意見を聞いてくれない。
斉一性の原理で自薦の用心棒って言葉が出てきたけど、なにそれ?
そんなあなたに向けた記事です。
自分の意見がなかなか通らない。それ、自薦の用心棒が邪魔をしているかもしれません。
そしてあなたの会社、なかなかやばい会社かもしれません!
本記事を読んで対策を講じましょう。3分あれば読めますので、最後までお付き合いください。
✔本記事のテーマ
【ブラックな仕事に悩むあなたへ】今すぐ自薦の用心棒を突き止めろ!【使える心理学】
✔本記事でわかること
- 自薦の用心棒とは?
- 自薦の用心棒への対策はあるの?
1.自薦の用心棒とは?
自薦の用心棒とは、集団心理が働く場面で、特定の意見を擁護するために、異論・反論に対しネガティブ・キャンペーンなどの水を差す行為を行う者のことで、集団思考の領域で用いられる社会心理学の用語です。
とりわけ、斉一性(せいいつせい)の原理が働く場面で自薦の用心棒は必ず存在すると言われています。
斉一性の原理を簡単に説明すると、全員一致が求められる場面で、異論・反論の余地が無いままに特定の方向に議論が進むことです。
陪審員制度の是非を問う場合に度々登場する言葉です。集団思考とともに参考記事を以下に載せましたので、よろしければご覧ください。
なお、自薦の用心棒という言葉についての明確なソースは見当たりません。
用心棒とは身辺警護人のことですから、自薦の用心棒は頼んでもいないのに用心棒のように振る舞う人ということです。
2.自薦の用心棒への対策はあるの?
集団で議論をする際に、特定の方向に議論が誘導されているように感じることはありませんか?
そのような場面では、自薦の用心棒が誰なのかを突き止めることが大事です。
特に一つの案が採択されることがあらかじめ決まっているような違和感を感じる場合は、必ず自薦の用心棒が暗躍していると考えてください。
暗躍と書きましたが、実は大したことが無い場合が多く、国会の野次馬みたいな場合がほとんどです。
そのレベルの自薦の用心棒は反論・異論への野次を飛ばすことが目的で、持論が無い場合がほとんどです。
なので、「私の意見へ反対している事はわかりました。それではあなたが支持する意見を推す根拠を示してください。」
とでも言うとだいたい黙りますので、大きな声ではっきりと「雑魚はすっ込んでろ」という気持ちを込めて伝えてあげてください。
さて、何となく気づいたかもしれませんが、自薦の用心棒が会議で登場するような職場はろくでもない職場です。
野次馬レベルなら良いのですが、中には会議前に打ち合わせと称して自薦の用心棒を持ちかけるケースもあります。
そんな事があるのかと思われるかもしれませんが、持論を通すためになりふり構わない人間は一定数います。
そして、そういう人間はだいたい攻撃性が強い人間です。もしそういった人間が上司である場合、ストレスは甚大ではありません。
そんな人間を野放しにしている会社はキング・オブ・ろくでもない会社なので、さっさと離脱した方がよいです。
職場にいる迷惑な人間に関する記事を2つ紹介します。ぜひ、こちらも読んでみてください。今回は以上です。
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