カクテルパーティー効果と恋愛心理学:脈ありサインを見抜け!

心理学の応用
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ガチコちゃん
 

恋愛心理学のテクニックを知りたい!
カクテルパーティー効果の応用例を知りたい!

そんなあなたに向けた「カクテルパーティー効果」と「恋愛」に特化した記事です。

本記事ではカクテルパーティー効果の効果的な使い方、注意点が一気に確認できます。

多くの恋愛マニュアルで公開されているカクテルパーティー効果のほぼすべてが網羅されています。

✓本記事のテーマ

カクテルパーティー効果と恋愛心理学:脈ありサインを見抜け!

✓本記事でわかること

【カクテルパーティー効果と恋愛】カクテルパーティー効果とは/応用例/脈ありサイン/注意点

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カクテルパーティー効果を恋愛に取り入れる方法

1.カクテルパーティー効果とは?

カクテルパーティー効果とは、パーティーのような周囲がざわついているような環境でも、自分の名前を呼ぶ声、自分の興味のある話題、自分の興味のある人の声だけはよく聞き取れるというような心理現象です。

会議中に急に指名されてハッとした、隣の会話が気になり耳をそばだてていた、電車で寝ていたけど降車駅のアナウンスでパッと目が覚めたなどが典型例です。

人は数ある情報の中から、自分に関係のある情報を選択して注意を向けようとします。カクテルパーティー効果は選択的注意の一種である選択的聴取のことです。

2.カクテルパーティー効果の恋愛への応用例

カクテルパーティー効果の恋愛への応用例は、次の3つがほぼ全てです。

わざとらしくやると相手に不審がられるので、さりげなく活用することが重要です。

相手の注意を自然に引き、あなたへの接触回数を増やすことが目的となります。

①名前を呼ぶ

普段苗字で呼ばれている人が急に下の名前で呼ばれた場合、ドキッとするものです。

ですが、特に関係性もできていないのにいきなり下の名前で呼ぶのも不自然なものです。

そこで、最初はいつもの呼び方で、相手の名前を呼ぶ回数を増やすところから始めます。

「ありがとう」というところを、「●●さん、ありがとう」といった具合に会話の中に相手の名前を取り込んでいきます。

その会話が自然になる頃、少しずつ呼び方を変化させていくとよいでしょう。

最終的なゴールを下の名前にこだわる必要は無く、相手にとって新鮮な呼び方をすることが選択的聴取を引き出すポイントです。

②興味のある情報を会話に盛り込む

相手の興味のある情報を会話に盛り込むようにします。そのためには相手の興味のある情報を調べることが第一歩となります。

SNSで発信している場合は、そこでの情報がヒントになるでしょう。また、相手にその情報に関して質問するのもよいでしょう。

私の経験ですが、以前職場でたまたま隣の席の同僚と株の話になったときに、その同僚に税金の質問をされました。

すると、突然遠くの席の関係ない職員が、ペラペラと説明しながらカットインしてきたのです。

おそらくこの職員は、ずっと前から話に聞き耳を立てていたのでしょう。そして自分の知識をひけらかす機会をうかがっていたのです。

このように、相手にとって興味のある話題をすることは、接触回数の増加につながるのです。

③第三者との会話を利用する

直接の会話よりも第三者との会話から聞こえている情報の方が信頼度が増す傾向があります。

なので、第三者との会話の中で相手の名前や相手の興味がある情報、相手の良いところなどをさりげなく入れて会話します。

「●●さんって仕事がよくできるよね」「最近●●にはまっていてさ、毎日●●してるんだよね」といった具合です。

ただし、意図的に相手に聞かせようとしていることがばれた場合、印象はダダ下がりなので注意が必要です。

なので、意中の相手が近くにいるからそのような会話をするのではなく、普段からそういう会話を増やしていくとよいです。

すると、会話した相手が意中の相手に対して、「●●さんがあなたのことをよく褒めているよ」と伝えてくれるかもしれません。

直接言われるより口コミによって伝えられた方が信憑性が増すもの。このような心理現象をウィンザー効果といいます。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

3.カクテルパーティー効果からわかる脈ありのサイン

第三者との会話で相手が聞き耳を立てている場合、脈ありかもしれません。

少なくともあなたの発している情報には興味を持っているはずです。

ただ、第三者との会話中に相手の様子をチラチラと観察するのも不自然なものですよね。

その場合は、意中の相手がいる場面での大人数での会話が観察のチャンスです。

例えばあなたが話しているときに相手がこちらを見ているか、うなずいて聞いてくれているかなどの反応があるかどうかを観察するとよいでしょう。

自分の会話に一番最初に反応してくれる回数が多ければ多いほど、脈ありと言えるでしょう。

まったく反応がない場合はピンチです。カクテルパーティー効果の応用なんてしている場合ではありません。

そもそもあなたへの関心がないので、会話の回数を増やす、挨拶をきちんとするなど、できるところから接触回数を増やしていきましょう。

4.カクテルパーティー効果の注意点

カクテルパーティー効果を恋愛に応用する注意点を説明します。

カクテルパーティー効果が悪影響を及ぼす場合があるので注意が必要です。

また、カクテルパーティー効果が働かない人もいるので注意してください。

①わざとらしくしない

不自然な名前の連呼、相手の興味に対する知ったかぶり、不自然な反応の観察などは避けましょう。

自然に相手の選択的注意を引き出すことがポイントです。

②焦らない

カクテルパーティー効果はすぐに効果がでるものではありません。

何気ない会話が気づいたら相手に刺さるということもあります。

自分に対して相手の反応が乏しいからといって焦って行動してはいけません。

単純接触効果という心理現象があります。馴染みの店員、よく聞く音楽などに好意を持つなどが典型です。

接触回数が増えていけばいくほど、相手からの信頼度が増していきます。焦らず積み重ねていきましょう。

ただし、注意点を知らずに接触回数を増やすと、ストーカーと思われかねません。詳しくは以下の記事をご覧ください。

③非注意性盲目に注意

手品師が大げさな動作をして相手の注意をひき、こっそり見えないところでカードのすり替えなどをすることがあります。

当たり前ですが、注目していないものには意識は向きません

相手が興味があると思っていた話題が勘違いであった場合、その話題を必死にしても相手は食いついてきませんよね。

相手の反応が悪いときは、非注意性盲目の状態になっていることを疑いましょう。

④カクテルパーティー効果が働かない人もいる

選択的聴取が苦手な人もいます。

例えば聴覚過敏の人は周囲の音が大きく聞こえ過ぎることがあるため、肝心の会話が頭に入ってこないことがあります。

また、感覚が鈍い人も選択的聴取は苦手です。

カクテルパーティー効果が弱い人への対処法は以下の記事をご覧ください。

以上、カクテルパーティー効果の恋愛への応用についてでした。

とにかく重要なのは自然に行うことです。これを忘れないでください。

本記事が参考になりましたら幸いです。

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