アンダードッグ効果を恋愛に取り入れる方法を知りたい!
何か注意点はある?
そんなあなたに向けた「アンダードッグ効果」と「恋愛心理学」に特化した記事です。
アンダードッグ効果を恋愛に取り入れるのは自由ですが、失敗するリスクがかなりあります。
本記事を読むことで、注意点や失敗例などが確認できます。
一般的な恋愛マニュアルで公開されている手口はほぼ完全網羅できていると思います。
✔本記事のテーマ
アンダードッグ効果を恋愛に取り入れる場合の注意点が10個あります。【完全網羅】
✔本記事でわかること
【アンダードッグ効果】用語の解説/心理的背景/恋愛への活用方法/注意点/失敗すると…
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アンダードッグ効果を恋愛に取り入れる
1.アンダードッグ効果とは?
アンダードッグ効果とは、弱い立場や不利な状況にある人やチームに対して同情の心を抱き、ついつい応援してしまう心理現象のことです。
アンダードッグは「負け犬」、「かませ犬」と訳されることが多いですが、ここでは「助けたい弱い存在」ぐらいに思っておくとわかりやすいです。
例えば、弱小チームを応援したくなるなどがアンダードッグ効果の典型ですが、ここで注意があります。
努力をしていない弱小チームにはアンダードッグ効果は働かないということです。
弱い立場の者に対して同情心を抱くための前提は、劣勢をはね返そうとするひたむきな姿勢です。
さて、ここで本題の「恋愛にアンダードッグ効果を応用する方法」ですが、だいたい次のようなものです。
気になっている男性にあえて弱みを見せることで好意を抱いてもらう。
一般的に、アンダードッグ効果が発揮される心理状態には、弱い者を応援したという満足感があります。ここではさらに一歩踏み込んで、認知的不協和についても説明したいと思います。
認知的不協和は、複数の認知に矛盾を抱えた状態、またそのときに覚える不快感を表す社会心理学の用語です。
例えば、努力をしているのにうまくいかない新入社員を見た時に、次のような認知的不協和が発生することがあります。
「新入社員をかわいそうだと思っている自分」と「現状、何もしていない自分」
この認知的不協和を解消するために、助けるという行動をする場合があります。
さらに、「助けたということは、その人に好意を持っているに違いない」と考えることで、さらに認知的不協和を解消します。
これらの理解を前提として、アンダードッグ効果を恋愛に応用する際の注意点などを説明していきます。
認知的不協和に関連する心理効果に、ベンジャミン・フランクリン効果というものがあります。以下の記事で認知的不協和について詳しく解説しています。ベンジャミン・フランクリン効果は相手に親切にすることで相手の好意を引き出すような心理効果です。アンダードッグ効果と親和性が高い心理効果なので、よろしければご一読ください。
2.アンダードッグ効果の恋愛への応用方法や注意点
①自分のダメな一面を見せる
少し抜けている自分を演出するということです。
完全に自立していて隙がない異性には、なかなかアプローチがしにくいものです。
②自分の弱い部分(秘密)を共有する
二人の世界に閉じこもり、外からのつながりを断つような方法をクロージング効果ということがあるそうです。
この方法の一つに秘密の共有があります。秘密として自分の弱みを共有すると、アンダードッグ効果も発揮されて良いでしょう。
ただし、カリギュラ効果には注意が必要です。
③頑張っている姿を見せる
頑張っている姿を見せずに同情だけ誘おうとすると、ただのめんどくさい人に思われてしまいます。
④相手に近づく努力をする
相手をコントロールしようとするのではなく、相手に歩み寄る姿勢が重要です。
なお、相手に近づこうとする姿勢を持つと、単純接触効果が働くことがあります。
良く通うお店の店員にいつしか好意を寄せているなど、接触回数を重ねることで好意が生じることがあります。ザイアンス効果ともいいます。
⑤普段から弱い女性を演じない
あからさまな弱いアピールをすると、相手が引いてしまいます。
「またか…」と思わせないことが重要です。弱さのアピールはさりげなく行うようにしましょう。
⑥自然な流れでアピールする
弱さを見せることが目的と思われないようにしましょう。
相手に「疲れてる?」、「大変そうだね」などと心配されたときに、初めて弱さを見せるぐらいがちょうど良いです。
⑦泣かないこと
重い人と思われないように注意しましょう。
⑧明るくポジティブに
悲壮感全開で弱みを見せた場合、相手が引いてしまいます。
「毎日自炊しているんだけど下手くそでさ、めっちゃ自分の料理まずいんだよ、アハハ」ぐらいのノリがちょうど良いです。
⑨リアクションを求めない
弱さを見せられた上にリアクションを要求されると、かまってちゃんに思われます。
「どう思う?」などと聞かないようにしましょう。
⑩依存しないこと
仮に相手が救いの手を差し伸べてきたとして、味をしめて弱さを見せ続けるという痛い行為は控えましょう。
3.アンダードッグ効果の失敗
相手にマイナスの感情を持たれた場合、次のような人であるとレッテルを貼られる場合があります。
- 面倒な人
- かまってちゃん
- 重い人
- メンヘラ
- 自虐的でうざい
- 依存度が高い
- ネガティブ
このように思われないように注意しながら、アンダードッグ効果を活用しましょう。
男性の場合、以下のように思われる場合があります。
- 弱々しい
- 頼りない
- 情けない
また、母性本能をくすぐろうとしたなれの果てとして、マザコンと思われる可能性もあります。
最後に、次のように思われたら一貫の終わりなので注意しましょう。
- サイコパス
- 自己肯定感が低い
同情を求める言動が多いのは、サイコパスの特徴です。
また、自己肯定感が低いとどう思われるかは以下の記事をご覧ください。
今回はここまでです。
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