「かわいい」はピグマリオン効果を最大限に引き出す魔法の言葉です。

心理学の応用
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ガチコちゃん
 

自分の魅力を最大限に引き出したい。
パートナーとの関係をよくしたい。

そんなあなたに向けた記事です。

ピグマリオン効果と親和性の高い、魔法の言葉があります。

それは「かわいい」「キレイ」「素敵」です。
※ピグマリオン効果を活用する対象者が男性の場合は「かわいい」や「キレイ」を「かっこいい」「強い」「仕事ができる」などに置き換えて本記事をお読みください。

自己肯定感を爆上げするこれらの言葉を使うことで、自分や相手の魅力を最大限に引き出すことができます。

第一章でピグマリオン効果の簡単な説明を行った後、第二章では自分の魅力を引き出すピグマリオン効果の活用法を、第三章では相手の魅力を引き出すピグマリオン効果の活用法を解説していきます。最後に、ピグマリオン効果とセットで理解しておきたい心理現象をいくつか紹介します。

✔本記事のテーマ

「かわいい」はピグマリオン効果を最大限に引き出す魔法の言葉です。

✔本記事でわかること

【ピグマリオン効果×かわいい】ピグマリオン効果とは/自分を輝かせる/パートナーが輝く/ハロー効果・ラベリング効果

それでは始めます。

ピグマリオン効果と「かわいい」

1.ピグマリオン効果とは?

ピグマリオン効果とは、他者の高い期待に応えるように自己実現をしようとする心理現象です。

ローゼンタールによる実験が有名で、あるクラスで教師に特定の生徒の能力が高いことを伝えたところ、その生徒の成績が向上したというものです。

実際、その生徒はランダムに選ばれており、全員の能力が必ずしも高いというわけではありませんでした。

成績向上のメカニズムは、教師が生徒に期待をかけることで生徒の自己評価や自己肯定感が上がり、教師の期待に応えるように努力にはげんだというものです。

なお、他者の低い期待によってマイナスの方向に自己実現をする心理現象をゴーレム効果といいます。

ピグマリオン効果とゴーレム効果の詳細は、以下の記事をご覧ください。

2.ピグマリオン効果で自分を輝かせる

ピグマリオン効果は他者に影響を与える心理現象ですが、自分に対して効果を発動することもできます。

その方法はものすごく単純で、自分にポジティブな言葉をかけ続けるだけです。

例えば、鏡を見ながら毎日自分に「キレイ」「かわいい」などの言葉を投げかけ続けましょう。

今の自分に自信がなくても、未来の輝いている自分に言葉を投げかけ続けるのです。

すると不思議なことに、少しずつ自分の輝きが増していきます。

みなさんは「一貫性の原理」という言葉を知っていますでしょうか。

一貫性の原理とは、自分の発言や態度、信念を貫き通したいと考える心理現象です。

例えばセールスの電話では「少しだけお時間よろしいでしょうか?」などと聞いてきますね。

これは、最初に「イエス」と答えてしまうと、一貫性の原理が働きその後の問いかけに「ノー」と応えずらくなる心理を狙ったものです。

このようなテクニックをフット・イン・ザ・ドアテクニックといいます。詳しくは以下の記事をご覧ください。

さて、話をもとにもどしますが、自分へのポジティブな言葉の投げかけにも一貫性の原理が働きます。

自分に「かわいい」という言葉を投げかける、一貫性を保つためにかわいくなるための行動を意識的に、時には無意識的に行う

これによって、少しずつ少しずつ自分が輝いていき、さらに一層の努力を行う。こういった正のスパイラルに入っていくのです。

毎日一言でよいので、自分にポジティブな言葉を投げかけてみてください。

難しい場合は、鏡に向かって笑顔をつくるだけでも構いません。

一貫性の原理により、気づけば笑顔に見合った自分に近づいていくはずです。

幸せだから笑顔なのか、笑顔だから幸せなのか。どちらでしょうか。

私は両方正しいと思っています。

なお、自分に自信が無くて悩んでいる方は下の記事も読んでみてください。

3.ピグマリオン効果でパートナーが輝く

自分は変えられるが相手は変えられない

あまりに有名な言葉ですね。

一方、心理学に関する本やマニュアルで、相手をコントロールするためのテクニックが多数紹介されています。

例えばローボールテクニックというものがあります。

これは、最初に好条件を相手に承諾させた後、好条件を取り下げる、あるいは悪条件を取り付けるといったものです。

居酒屋のキャッチをイメージするとわかりやすいと思います。「飲み放題1000」円のはずが、お会計はとんでもないことに……よくある話です。

信じられないことに、このような心理学の悪用を、ビジネスや人間関係に応用するように推奨するマニュアルが世の中には多数あるのです。

ただ、すべてが悪いかというとそうでもなく、相手をポジティブな方向に導いていく。そんな心理効果もあるのです。

その代表が、ピグマリオン効果です。

家族や友人、部下や生徒の可能性を信じ、ポジティブな言葉を投げかけましょう。

以前、面白い記事を見たことがあります。それは実験的に「彼女に毎日かわいい」とほめ続けるとどうなるのかといったものでした。

結果、すぐに彼女の行動が変わったそうです。例えば化粧品が変わり、美容に気をつけるようになり、お洒落を楽しむようになったのです。

この行動は自分自身を輝かせる行動ではありますが、彼氏を喜ばせたいという何とも健気な行動ではありませんか。

もしパートナーなど周囲の人間に満足していないとしたら、それはあなたの言動が原因かもしれません。

あなたの何気ないネガティブな一言が、相手をマイナス方向に導いてしまっているのかもしれません。

翻って考えると、あなたのポジティブな一言には、周囲を輝かせることにつながる大きな可能性があるということです。

4.その他、知っておきたい心理効果

①ハロー効果

ハロー効果とは、相手の特定の印象から、その他の側面についても、その印象に引きずられるように評価してしまう心理現象のことです。

例えば「東大生」と聞くと、ボサボザ頭を「天才の証拠だ」などと好意的に感じるなどです。

この効果にはネガティブな側面もあります。例えば「言葉遣いが悪い」と「暴力をふるいそう」などと思われるリスクがあるなどです。

ハロー効果を活用して自分、あるいは相手を輝かせるためには、長所を伸ばすことを意識するとよいです。

強烈な長所が一つできると、短所と思われた部分も気づくと好意的に評価されるようになってきます。

②ラベリング効果

ラベリング効果は相手にラベルを貼る、レッテルを貼るということです。

例えば「あなたは綺麗な人だよね」「あなたはまめな人だよね」などです。

注意点があり、表現の仕方によっては「何もわかってない人」や「押しつけがはげしい人」と思われてしまうリスクがあるということです。

相手に自信があるのか、相手が評価を受け入れる精神状況にあるのかなど配慮する必要があります。

一つおすすめの方法があります。それは、確実に良いところをほめるというものです。

例えば相手が仕事を早く片付けた場合、「あなたは仕事が早いね!」とラベリングするなどです。

その他、心理学に関する記事が以下に多数ありますので、気になるものがあればぜひ読んでみてください。

一方的に心理学を推奨するだけでなく、注意を促す記事やリスクを紹介する記事など幅広く執筆しています。

今回はここまでです。

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