通知音恐怖症とは?
スマホの通知が怖い人の心理とは?
そんなあなたのための3分で読めるショート記事です。
まず通知音恐怖症という恐怖症としての診断名は一般的ではありません。
音嫌悪症(ミソフォニア)や音恐怖症の一種であると考えられます。
通知音恐怖症という用語はスマホの着信音、通知音に恐怖する症状として語られることが多いので、本記事では固定電話の着信音やインターフォンの音などは除外して解説します。
ただし、その他の通知音に恐怖する心理はスマホの通知音に恐怖する心理とほとんど同じであるため、スマホ以外の通知音へ恐怖する心理も本記事でだいたい理解できると思います。
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✓本記事のテーマ
【通知音恐怖症】スマホの通知が怖い!音が嫌?トラウマが原因?
✓本記事でわかること
音嫌悪症・音恐怖症としての通知音恐怖症/トラウマによる通知音恐怖症/音に関する恐怖症・嫌悪症まとめ
通知音恐怖症の特徴や症状
1.音嫌悪症・音恐怖症としての通知音恐怖症
音嫌悪症とは、特定の音に嫌悪する症状です。
食事の咀嚼音、食器同士がぶつかる音、椅子を引きずる音、黒板を引っかく音、げっぷや咳払いの音など、嫌悪する音は人によって様々です。
音嫌悪症の人の中には、スマホの通知音が苦手な人がいます。私も音嫌悪症であり、スマホの通知音が苦手です。特に電車内でのLINEなどの通知音が不快です。
ただし、音嫌悪症は文字通り、嫌悪感を示す症状であり、恐怖レベルではありません。私も特定の音を不快に思いますが、恐怖することはありません。腹が立つだけです。
音嫌悪症が病的なレベルに発展して恐怖の感情が芽生えた場合、それは音恐怖症と呼ばれることがあります。
音恐怖症の症状の一つとして、音にびっくりして怖いという場合があり、スマホの通知音がびっくりして怖い場合は音恐怖症であるといえます。
ただし、スマホ程度の通知音で恐怖レベルまでびっくりするとは考えにくいので、スマホの通知音で恐怖する場合はトラウマなど別の心理的要因が絡んでいる可能性が高いです。
2.トラウマによる通知音恐怖症
私も通知音に恐怖する時期がありました。それは家族に闘病中の者がおり、病状報告や重症化したことを知らせる着信が1年間近く続いたことがあったからです。
その時は通知音のみならず、通知を示すアイコンにも恐怖を覚えました。通知を見るたびに「ついに来たか……」と深刻に受け止めたものでした。
このように、通知音に恐怖する心理として何らかの恐怖体験がトリガーとなっているケースが考えられます。
例えば、LINEで恋人に一方的に別れを告げられた場合はLINEの通知音が恐怖になる可能性があります。
通知音にびっくりして転倒して大怪我をした体験から、ちょっとした着信音にびっくりして恐怖するようになることも考えられます。
このように、恐怖症ではしばしば、些細なことがトリガーとなって恐怖の感情が強烈に呼び起こされてしまうのです。
さて、今回は通知音恐怖症でした。
音に関連する嫌悪症や恐怖症には様々なものがあります。以下にまとめましたので、気になる記事があれば読んでみてください。
さて、今回は通知音恐怖症についてでした。
一般的な恐怖症の治療法についてはこちらをご確認ください。
その他の恐怖症は以下の記事からご確認ください。
今回はここまでです。
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