ダニ恐怖症とは？
ダニ恐怖症の原因や対処法は？
そんなあなたのための記事です。
ダニ恐怖症の原因は多岐に渡るため、関連するその他の恐怖症や精神障害を交えながら解説していきます。
さっそく始めます。
✓恐怖症一覧
✓本記事のテーマ
【ダニ恐怖症】人はなぜダニが怖いのか？ダニに恐怖する意外な原因とは？
✓本記事でわかること
ダニ恐怖症とは/ダニ恐怖症の原因/集合体恐怖症・不潔恐怖症・毒物恐怖症・寄生虫妄想との関連/治療法など
１．ダニ恐怖症とは？
ダニ恐怖症（Acarophobia）とは、ダニに対して恐怖を引き起こす症状です。
ダニ、ノミ、シラミの区別がついていない人が多いので、小さな痒みを引き起こす小動物全般に恐怖している可能性があります。
恐怖症は遺伝的・本能的要因によって引き起こされることもありますが、ダニ恐怖症は過去の恐怖体験やダニに対する先入観によって引き起こされることがほとんどです。
次の章ではダニ恐怖症が引き起こされる原因を解説します。
ダニとノミ・シラミは根本的にまったく異なる生物です。ダニ、ノミ、シラミはすべて節足動物ですが、ダニはクモの仲間で、ノミ・シラミは昆虫の仲間です。また、ノミは完全変態（さなぎの時期有り）の昆虫で、シラミは不完全変態（さなぎの時期無し）の昆虫です。
２．ダニ恐怖症の原因
①恐怖体験
ダニにかまれて全身にひどい皮膚疾患が生じたなど、過去の恐怖体験が原因となることがあります。
恐怖症ではしばしば、過去のトラウマがトリガーとなり恐怖症の症状が現れます。
②集合体恐怖症
ダニ恐怖症に限らず虫全般の恐怖症においては、大量の動物の集合体に恐怖する場合があります。
ツブツブやブツブツ、小さな穴などの集合体に恐怖する症状を集合体恐怖症といい、私も罹患しています。
おすすめはしませんが、「ダニ、大量発生」などで検索してみてください。かなりの数のグロい画像がヒットします。
試しに今検索してみましたが、犬に寄生したダニの集合体の画像が出てきました。
私は集合体恐怖症の症状として蕁麻疹がすぐに発生するので、今現在背中と首に痒みが生じてしまっています。
③寄生虫妄想
寄生虫妄想とは、皮膚の上または下に寄生虫が這いずり回っていると感じて恐怖する精神障害です。
寄生虫妄想は名称に「寄生虫」と入っていますが、寄生虫だけでなくダニなどの小動物や細菌などの寄生に恐怖する場合もふくみます。
寄生虫妄想は虫全般の恐怖症を理解するために重要な精神障害なので、知らない方は以下の記事でご確認ください。
④不潔恐怖症・毒物恐怖症
不潔恐怖症とは、簡単にいうと重度の潔癖症の事です。不潔恐怖症の人は、汚染と細菌などの感染に過度に恐怖します。
ダニに限らず虫全般に恐怖する人は、虫の不潔感を嫌悪する傾向にあります。
また、虫が毒を持っている存在だとみなして嫌悪する場合、毒物恐怖症が原因となっている可能性があります。
⑤誤った認識
ダニに恐怖して何度も何度も洗濯をしてしまったり、布団で寝ることに恐怖を覚えてしまう人がいます。
ダニは熱と乾燥に弱いので、きちんと洗濯して天日干しするか乾燥機を使うことで、ほとんど死滅させることができます。
また、布団にいるダニのほとんどはヒョウヒダニですが、人を刺すことはありません。
ですから、よほど不潔にしない限り、ダニによる人的被害は生じません。
しかし、これらの事実を知らなかったりダニに対して誤った認識を持っていたりすると、ダニを過剰に恐れてしまう場合があります。
さて、今回はダニ恐怖症についてでした。
ダニ恐怖症の原因は多岐に渡り、原因によって対処法が異なります。
例えばダニに対する誤解が原因であれば、ダニに対する正しい知識を身に付けてダニを除去する術を知ればよいわけです。
寄生虫妄想が原因の場合は、精神障害が原因なので恐怖症の治療とは異なるアプローチが必要になってきます。
このように、原因によって手の打ち方は異なってきますので、ダニ恐怖症を克服したい場合は、まずは恐怖する原因を特定することが重要です。
一般的な恐怖症の治療法についてはこちら
その他の恐怖症は以下の記事よりお読みください。
今回はここまでです。
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