黄色恐怖症とは？
黄色の何が怖いの？
黄色恐怖症の人が恐怖する画像を見たい！
そんなあなたのための記事です。
黄色恐怖症（xanthophobia）とは、黄色い物に極度に恐怖する症状です。
黄色恐怖症は非常に珍しい恐怖症です。みなさんには嫌いな色がありますか？
私はピンクが嫌いです。
それでは、みなさんには恐怖する色がありますか？
その色を見ただけで動悸がする、吐き気がする、気を失いそうなぐらい恐怖する……そんな色はありますか？
ほとんどの人が「ノー」なのではないでしょうか。
特定の色に恐怖する症状を、色恐怖症といいます。
青色は水や空を連想するので、海洋恐怖症や空恐怖症の人にとっては最悪な色です。
赤色は血を連想するので、血液恐怖症の人にとっては最悪な色です。
それでは、黄色恐怖症の人は一体何に恐怖するのでしょうか。
本記事では黄色恐怖症の人が黄色い物に恐怖する理由を２つ、心理的な側面から解説していきます。
５分あれば読めますので、ぜひ最後までお付き合いください。
✓恐怖症一覧
✓本記事のテーマ
黄色恐怖症とは？黄色い物に気絶しそうなほど恐怖する理由とは？
✓本記事でわかること
黄色を苦手とする心理/警告色が黄色恐怖症の根拠説/宇宙恐怖症・雷恐怖症・ピエロ恐怖症との関連/実例画像
✓色恐怖症のまとめ記事
１．黄色が苦手な理由
まず最初に、黄色が苦手な人の理由をいくつかあげます。
- 目がチカチカする。
- 子供っぽい。
- 安っぽい。
- 明るすぎて疲れる。
- 色が家具と合わない。
ビタミンカラーである黄色は、元気で明るい印象を持つ色です。金運にも良さそうな色です。
一方、落ち着きを求める人にとっては目障りな色に映ってしまうのかもしれません。
しかしながら、これらは黄色を嫌悪する理由にはなりそうですが、恐怖するまでの理由にはならないでしょう。
２．黄色は警告色だから説
警告色（警戒色・危険色）とは、生物が持つ派手な体色のことで、毒を持つ生物が捕食者に対して警告する配色です。
警告色として有名なのは黄色と黒の配色です。スズメバチやアシナガバチなどの危険生物がこの配色を持ちます。
この配色は生物が本能的に嫌悪する色合わせで、害獣を追い払う案山子（かかし）などに使われます。
また、黄色は目立ちやすい色であるため、信号機や気象予報の注意報などで注意を促す目的で用いられることが多い色です。
踏切、工事現場などでも黄色と黒の配色はよく見かけます。
このように、黄色は危険を連想する色であるため、本能的に恐怖する人がいると推測されます。
恐怖症の中には過去のトラウマが原因になっていたり対象物への誤謬が原因の場合が多いのですが、特に理由が無い場合は、本能的・遺伝的の問題のことが多いです。
３．恐怖の対象物がたまたま黄色だったから説
例えば自分にいつも意地悪する人が黄色を好む人であった場合、黄色が恐怖の対象になり得ます。
このように、黄色が特定のイメージと結びついて恐怖の引き金になるケースが考えられます。
以下、黄色恐怖症につながる恐れがある恐怖症を３つ紹介します。詳しい解説記事を同時に紹介していますので、そちらも合わせてお読みください。
①宇宙恐怖症
天体恐怖症の中には、太陽や月、惑星などの巨大な球体に恐怖するケースがあります。
この場合、巨大な物体に恐怖する巨大恐怖症が原因のことが多いです。
巨大な球体が落ちてきそう、巨大な球体が浮いていることが不可思議で怖い、そもそも巨大な球体が存在していること自体が怖い……
このような理由が、宇宙恐怖症における天体恐怖症の心理の多くの部分を占めます。
黄色を連想する天体といえば、太陽と月です。つまり、太陽や月に恐怖する人は、黄色に恐怖する可能性があるのです。
宇宙恐怖症については、以下の記事で詳しく解説されています。
②雷恐怖症
雷恐怖症は雷鳴や稲光に恐怖する症状で、日本人でも多い恐怖症です。
アメリカでは３番目に多い恐怖症のようで、三大恐怖症の一つとされることがあります。
雷恐怖症の人は雷を思い出すだけで恐怖します。例えば気象ニュースが始まっただけで恐怖を覚える重度の人もいるのだとか。
そういう人にとっては、雷を連想する黄色は恐怖の対象になるのかもしれません。
雷恐怖症については、以下の記事で詳しく解説されています。
③ピエロ恐怖症
日本人にはあまりいませんが、ピエロ恐怖症は西洋ではメジャーな恐怖症です。
ジョニー・デップが罹患していることでも有名な恐怖症です。
ピエロ恐怖症の人の中には、青や緑のピエロは平気だけど、赤や黄色のピエロが苦手という人がけっこういます。
そのため、ピエロ恐怖症の人の中には赤や黄色を忌避する人が一定数いるということです。
ピエロ恐怖症については、以下の記事で詳しく解説されています。
４．日常にある黄色い物
最後に日常にひそむ黄色い物を画像付で紹介します。
さて、今回は黄色恐怖症についてでした。
人が黄色に恐怖するのは、警告色であるという本能に根付いた原因と、その他の恐怖症が原因であると考えられます。
その他の恐怖症については以下の記事をご確認ください。
今回はここまでです。
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