舌打ちをすると寿命が縮むってほんと?
その根拠は?
そんなあなたに向けた「舌打ち」と「寿命」に特化した記事です。
本記事では舌打ちをすると寿命が短くなると主張する人間の根拠を解説していきます。
3分で読み終わるショート記事です。ぜひ最後までお読みください。
✓本記事のテーマ
なぜ舌打ちをすると寿命が短くなると言われているのか?【3つの真実】
✓本記事でわかること
舌打ちをすると寿命が縮む3つの理由/舌打ちをする人の傾向
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1.舌打ちをすると寿命が縮む3つの理由
①舌打ちをするごとに脳細胞が一つ消滅するから
とんちんかんな意見です。
運動をすると体の細胞が破壊されていくから寿命が縮むというのと同レベルの科学的根拠のない意見です。
そもそも舌打ちをするしないに関わらず、細胞は絶えず入れ替わっています。その数は、1日に1兆個程度と言われています。
舌打ちによって細胞が消滅するとして、60兆個もの細胞を持つ我々の体には何ら影響を与えません。
②注意するために無理矢理作った根拠
怒る人に対して「怒ると寿命縮むぞ!」と言って怒る行為を止めさせようとすることがあります。
私も「怒るとはげるぞ!」と、似たようなことを言われたことがあります。その相手がやや禿げていました。
③舌打ちする人はストレスを抱えているから
舌打ちをする人はストレスフルなイメージがありますよね。
私もストレスがマックスになると思わず舌打ちをしていることがあります。
また、ストレスの反応として舌打ちをすることで、ストレス耐性が下がっていきます。
それにより、今まで感じなかったストレスを感じるようになってしまうかもしれません。
このように、舌打ちとストレスは相関関係にあると考えられるため、舌打ちをすると寿命が縮まるという発言が生じたのだと考えられます。
2.舌打ちをする人はどのような傾向にあるのか?
寿命を縮める悪習慣があります。
運動不足、睡眠不足、乱れた食生活、そしてストレスフルな生活です。
舌打ちは代償行為の典型です。代償行為とは欲求不満を解消するための代理の行為で、頭をかきむしる、爪を噛むなどもそうです。
舌打ちをする人は何らかの欲求不満が生じている場合が多いです。
ここでは、舌打ちをする人の傾向を簡単にまとめていきます。
詳しい以下の記事に飛んでいただいても大丈夫です。
上の記事の中で、舌打ちをする人の特徴や理由として以下をあげました。
- 育ちが悪い
- 幼稚でワガママ
- 自制心が無く我慢ができない
- 一人で抱え込みやすい性格
- 常に不機嫌で愚痴が多い
- 言葉遣いが悪く無礼
- 視野が狭く自分を客観視できない
- プライドが高い・相手を見下している
- ミスが許せない
- 器が小さい
- 自己中心的
- コミュニケーションができない
- 怒りっぽい
- 周りが敵に見える
- 音嫌悪症だから
育ちが悪い、ガラが悪い、嫌なやつということもそうですが、ストレスフルな哀れな人間に見えてきませんか。
例えばコミュニケーションが下手くそだから不満を相手に伝えることがうまくできず、舌打ちをすることで周囲にわからそうとする人がいます。
こういう人間は仕事がうまくいくとは思えませんね。周りから人もどんどんいなくなって孤立していくことでしょう。
ちなみに、孤独に感じる人が寿命に短い傾向にあることを指し示す研究データは多数あります。調べればすぐに出てきます。
また、何でもかんでも敵意を向けられていると感じる残念な人がいます。そういう人は舌打ちをよくします。
目があえば喧嘩を売られていると思い、車間がせばまれば煽り運転をせずにはいられない。非常にストレスフルな人間です。
こういう人は血圧が高そうで、怒るたびに寿命がどんどん減っていくイメージがしませんか。
結論、「舌打ちをすると寿命が縮む」の根拠の大部分は、「そもそもストレスを感じている人が舌打ちをするから」というようなイメージであると考えています。
少なくとも舌打ちをする人と寿命の長短を検証する実験は見つかりませんでした。
いずれにしても舌打ちは周囲の人間を不快にする迷惑行為なので、百害あって一利なしです。
今回はここまでです。
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