【回転恐怖症】自分が回転するのが怖い!回転している物体を見るのが怖い!

恐怖症
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知りたガリお

回転恐怖症とは?
回転恐怖症の原因や克服法は?内容を入力してください。

そんなあなたの疑問に答える3分で読めるショート記事です。さっそく始めます。

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【回転恐怖症】自分が回転するのが怖い!回転している物体を見るのが怖い!

✓本記事でわかること

回転恐怖症とは/回転恐怖症の原因/回転恐怖症の克服

1.回転恐怖症とは?

回転恐怖症(Rotational_phobia)とは、特定の物体や自分自身が回転することに異常な恐怖や不安を示す症状です。

回転恐怖症は視覚的な刺激によって引き起こされます。例えば、回転する遊園地の乗り物や自動車の旋回などが、回転恐怖症のトリガーになります。

回転恐怖症の罹患者は、これらの状況を避ける傾向にあります。症状は個人によって異なり、軽度から重度までさまざまです。ひどい場合は、外出の一切を控えるなどの行動も考えられます。

なお、回転恐怖症の正式な医学や心理学の診断名ではありません。DSM-5(精神障害の診断と統計マニュアル、第5版)やICD-10(国際疾病分類第10版)にも記載がありません。

2.回転恐怖症の原因

回転恐怖症の原因として以下のようなものが考えられます。

①トラウマ

自分が回転している状況で、あるいは回転している物体によって大怪我をしたなど、過去の恐怖体験が原因となって回転恐怖症になる可能性があります。

トラウマは恐怖症の最も一般的な原因の一つです。

②遺伝的要因

親が回転恐怖症の場合、子供にその気質が引き継がれる場合があります。

親と子供は心理的傾向が似ているため、親と子供が同じ恐怖症を罹患する場合があります。

③内耳と脳の問題

回転恐怖症の原因には内耳の異常と脳の情報処理の問題が関与しています。

内耳に異常であると、三半規管からの信号が脳に正確に伝わらず、回転恐怖症の症状が生じることがあります。

脳は視覚と平衡感覚の情報を統合してバランスを維持しますが、回転恐怖症の場合、これらの情報が一致しないことがあります。

例えば、視覚的な回転を感じながらも、実際には静止していると感じる状況が生じ、この情報の不一致によって恐怖症状が生じる可能性があります。

3.回転恐怖症の克服

回転恐怖症の治療法として、曝露療法が考えられます。

曝露療法は、危険が及ばない範囲で恐怖の対象に直面し、少しずつ慣れていくことを目指します。

回転している物体を見ることで恐怖する場合は、ゆっくりと旋回する物体の映像を見るところから始めます。

自分が回転することに恐怖が生じる場合は、ゆっくりと自分が回転するところから始めます。

慣れてきたら徐々に恐怖刺激の強度を高め、恐怖反応が弱まるか消失までプロセスを繰り返します。

その他、認知行動療法など様々な治療法が考えられます。

一般的な恐怖症の治療法についてはこちらをご確認ください。

その他の恐怖症は以下の記事からご確認ください。

今回はここまでです。

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