虹恐怖症とは？
虹の何が怖いの？
そんなあなたのための３分で読めるショート記事です。
虹恐怖症（Rainbowphobia）とは、虹に恐怖する症状です。
虹恐怖症に関する学術的なソースは見つからず、実際に存在するのかどうかも不明です。「精神障害の診断と統計マニュアル」にも記載はありません。
そこで本記事では、虹に恐怖する人の心理をSNSなどの情報を頼りに推測しながら解説していきます。
ちなみにＸ（旧twitter）で虹恐怖症に関する投稿を50記事程度確認しましたが、ほとんどがジョーク、一部は虹の存在感やスケールに対して恐怖している印象でした。
✓恐怖症一覧
✓本記事のテーマ
【虹恐怖症】虹が怖い！人は虹の何に一体恐怖するのか？
✓本記事でわかること
虹恐怖症の心理：雨が怖い、怪奇現象への恐怖、低所恐怖症・空恐怖症、巨大物恐怖症、特定の色が怖い！
虹恐怖症の心理とは？
１．雨恐怖症
「夕虹は雨」という言葉がある通り、虹は雨と関連付けて考えられることがある自然現象です。
雨恐怖症という、雨に恐怖する症状があります。
雨恐怖症の人は、雨が降っていなくても天気予報を聞いたり雲を見たりするだけで雨を想像して恐怖する場合があります。
雨恐怖症の人が虹を見ることで、雨を予感して恐怖することは十分に考えられることです。
２．怪奇現象への恐怖
「虹」という文字には「虫」という言葉が入っているように、巨大な虫であると考えていた文化もありました。
虹を示す言葉には「霓（げい）」というものがあり、「虹（こう）」がオスの虹に対し、「霓」はメスの虹を表します。
現代では、虹は雨の恵みをもたらす縁起の良いものと考えられることが多いのですが、文化や地域、年代によっては虹を縁起の悪い怪奇現象と捉えて恐怖することがあります。
これらは語り継がれた伝承による恐怖の場合もありますが、虹という現象への不理解も理由として考えられます。
人は不可解で未知のものに対して恐怖を抱く傾向にあります。これは、宇宙恐怖症や死恐怖症の人にも共通する心理です。
３．低所恐怖症・空恐怖症
低所恐怖症は空や天井を見上げることに恐怖する症状です。
空や天井に吸い込まれたり、これらが落ちてきたりしそうであると考えて恐怖します。
空恐怖症は空に恐怖する症状で、低所恐怖症と同様の症状の他、空に関連する雨や風などの自然現象を連想して恐怖する場合もあります。
４．巨大物恐怖症
巨大物恐怖症とは、巨大な建造物や巨象などに恐怖する症状です。
巨大物が存在していること自体に畏怖の念を覚えたり、巨大物が倒壊してきそうに感じたり、恐怖の原因は様々です。
虹を見たときにその圧倒的なスケールによって足がすくむような感覚がする場合は、巨大物恐怖症が原因かもしれません。
５．色恐怖症
色恐怖症とは、特定の色に恐怖する症状です。
赤色恐怖症、黄色恐怖症、青色恐怖症、黒色恐怖症、黄金恐怖症など様々なものがあります。
例えば赤色恐怖症の人の一部は赤色から「火」や「血」を連想して恐怖します。
虹恐怖症の人は、虹にふくまれる色のいずれかの色、あるいは七色の色合わせに恐怖している可能性が考えられます。
さて、今回は虹恐怖症についてでした。
一般的な恐怖症の治療方法はこちら
その他の恐怖症は以下の記事よりご確認ください。
今回はここまでです。
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