【意見25超】心理学はなぜ「うざい」「胡散臭い」「噓くさい」のか?【辛辣…】

心理学の応用
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知りたガリお
 

「心理学」と検索すると「うざい」「胡散臭い」「嘘」と出てくるのはなぜ?
そういう感想をもつ人の意見を知りたい。

そんなあなたの疑問に答えます。

心理学について調べていると、「心理学」と入力した瞬間に「うざい」「胡散臭い」「嘘くさい」などの言葉が関連ワードとして表示されることがあります。

心理学が好きな筆者としては悲しい限りですが、一方で理解できる部分もあります。

例えば恋愛マニュアルに頼って女子をコントロールしようとする男子がいたとしたら、その姿を見て女子はきっと「うざい!」と思うことでしょう。

表現の是非はさておき、興味の対象としてそのような印象を持つ人の意見を知りたかったので、調べてみました。一部、私の意見や知人数名の意見もふくまれます。

ただ、批判的な意見だけを載せるのは一方的だと思いましたので、反論意見なども調べて載せています。相当数調べましたので、けっこうな数の意見を盛り込めていると思います。

なお、タイトルに「25」とありますが、判明次第どんどん意見を追加していきますので、25個は確実に超えていきます。

✔本記事のテーマ

【意見25超】心理学はなぜ「うざい」「胡散臭い」「噓くさい」のか?【辛辣…】

✔本記事でわかること

【心理学に関する否定的な意見】
学問ではない/カウンセラーが怪しい/星占いでしょ/自然科学じゃない/アドラー心理学が嫌い/恋愛マニュアルに頼る男子が嫌/いちいち表情チェックしてくる……などなど

心理学に関する否定的な意見

心理学に対する否定的な意見をできるだけたくさん紹介します。

記事はけっこう長めなので、否定意見だけを知りたい場合は付箋ボックス内だけ読んでください。

それでは始めます。

1.特定イメージによる嫌悪

  • 学問ではない。

多かった意見の一つです。心理学といっても臨床心理学といった学術的なものから、恋愛心理学といった胡散臭いものまで様々あります。

心理学の持つ特定のイメージをもとに心理学全般を嫌悪していると推測される、誤謬に近い意見も多くありました。

  • 心理学は使えない。

心理学を人間関係の応用のテクニックぐらいに思っている人の意見です。

例えば建築物による空間利用において、認知心理学が応用されています。より広く空間を見せるためには、人がどのように空間を認知するのかという理解は必要不可欠です。

また、製品の設計にも心理学は応用されています。

例えばスマホの電話アプリのアイコン。電話の絵が描かれているアイコンを見ると、説明書を見なくても、「このボタンを押せば電話ができる」と連想されます。

これはアフォーダンス理論という知覚心理学の理論を応用したものです。

2.カウンセラーを嫌悪

  • カウンセラーがうさんくさい。
  • カウンセラーは誰でも名乗れる。
  • カウンセラーは民間資格のみという勘違い。
  • カウンセラーの一部の資格が高額商法。
  • カウンセリングへのマイナスイメージを持っている。

心理学が胡散臭いという意見をよく見ると、「結局、カウンセラーが胡散臭いってことだよね」という意見も多々ありました。

カウンセラーは誰でも名乗れるという意見がありました。確かにその通りで、言ったもん勝ちの世界なのかもしれません。実際に資格を有さないカウンセラーは多数います。私の知り合いにもいます。

また、民間資格しかないという勘違いもあります。国家資格を持っている人に失礼ですし、民間資格だとしても何が悪いと言うのでしょう。民間資格を持ち立派に活躍している方も多数います

でも世間のイメージはそんなもんです。

また、一部資格に高額商法のようなものがあり、その他の資格のイメージを下げています。これはカウンセラーに限らず、多くの資格が抱えるジレンマでもあるでしょう。

また、ヨーロッパではエステのような感覚でカウンセリングを利用する富裕層が多数いるらしいです。一方、日本はというと、心に問題がある人のためのものという偏見があります。

これらのことから、カウンセラー自体に否定的なイメージを持つ人が一定数います。そして、「カウンセラー=心理学」と拡大解釈している人が一定数います。というよりたくさんいます。

このように、心理学に対する誤解、捉え方の違いが心理学のマイナスイメージのほとんどです。

今回は以上です。

としてしまいたいところですが、それでは面白くないので、心理学に対するマイナスイメージをたくさん紹介していきます

勘違いのものもあると思いますが、一意見として楽しみながら読んでくだいただければと思います。

3.様々な意見

  • 詐欺師が使うイメージを持っている。
  • 星占いのようなものだと思っている。
  • 心理テストなどクイズのようなものだと思っている。
  • 恋愛テクニックだと思っている。

詐欺師が心理学のテクニックを使っている、心理学テクニックの応用を謳った恋愛マニュアルがある。事実だと思います。

このような心理学の一部のイメージから、心理学全般を胡散臭いなどと思っている人は一定数いるようです。

心理学が持つ意味の範囲が広いことが原因であると思っています。

  • 心理学ブームに対する嫌悪感。
  • メンタリストDAIGOが苦手。

ブームに対して拒否反応を示す人は必ずいます。そもそもブームなんてきてましたっけ?

また、DAIGO氏は度々炎上していますから、その影響によって心理学を忌み嫌っている人もいました。

なお、筆者はDAIGO氏が好きです。以下、DAIGO氏に関連する記事です。よかったら読んでみてください。

  • 心理学、種類多過ぎ。
  • 未成熟なイメージ。

未成熟なイメージも、よく見ると比較的新しい心理学に対しての意見であることが多かったです。また、古典的な心理学をそもそも知らないのだと推測されます。

確かになんでもかんでも心理学の名前がつけられているイメージです。そのうち、コカ・コーラ心理学とか、ハンバーガー心理学とか出てくるかもしれません。

このように、適当に名前がつけられた心理学があるのも事実です。学術的なものとそうでないものとを分けて考えるようにしましょう。

  • 自然科学ではない。

となると、形式科学である数学も「うざい」「胡散臭い」「嘘くさい」ということでしょうか。根拠が薄い主張です。

  • 一部の実験の信憑性、再現性が疑わしい

これはそれらしい意見です。私のブログでは多数の心理効果を紹介していますが、それに関連する実験の中に「信憑性が無い」「再現性が無い」とされているものが多数あります。

アメリカの科学誌『サイエンス』が心理学及び社会科学の100近くの実験を再現したところ、同様の結果が得られたのは4割にも満たなかったとのことです。

  • 特定の心理学が嫌い。

多いのはアドラー心理学でしたね。トラウマは無いとするような心理学ですから、そのことを根拠にする意見が多かったです。

また、アドラー心理学は『嫌われる勇気』で日本でも一気に有名になりました。ブームが起きるとだいたい強烈なアンチが発生するものだと思っています。

  • 病名を勝手につけている。
  • 心理学と精神科を混同している。
  • 医療じゃない。

「●●●症候群」「●●●障害」のようなものを心理学者、あるいは素人が好き勝手につけているのが嫌とする意見がありました。

区分したものに新たな名称を設けているだけで、病名を勝手につけているわけではないと思いますがいかがでしょう。

また、脳に障害がない人を病気と決めつけて診断している、医療的行為をしていないなどの意見もありました。

病気と決めつけているというのがそもそも推測ですし、心理学と医学の精神科を混同しているゆえの意見といえます。

心の問題ですから脳の障害は関係ありませんね。けっこう頓珍漢な意見のようですが、理解はできます。

やはり、学術的ではない心理学の存在がこのような勘違いを生み出しているのだと思います。

  • 誰でも心理学を語れる。
  • 素人の投稿がネットに乱立している。

素人の意見が多く信憑性が疑わしいというものです。この意見によると、プロサッカー選手以外はサッカーについて語ってはいけないということですかね。

それはさておき、誤った内容がネットで多数見つかるというのは事実だと思います。心理学は言葉の定義が難しいものが多く、それをわかりやすくかみ砕くとどうしても正確性に欠けてしまう部分があります。

ネットを利用する者の態度としては、ネット情報でイメージをつかんだあとは専門書で各自、くわしく調べるのが正しいと思います。

また、誤った内容がネットで多数見つかるというのは、心理学に限った話ではありません。とりわけ近年、AIが台頭してきており、AIによって自動生成された記事も多く見かけます。

筆者もChatGPTなどを使いますが、極めて記述内容は不正確です。それを推敲せずそのまま垂れ流している記事が存在するのは事実であると思います。

  • 胡散臭い本が多い。

どこの本屋さんでもいいですが、心理学のコーナーに行ってみるとわかると思いますが、目立つように置かれている心理学本のほとんどは、心理学に馴染みがない人向けのネタ本です。

「悪用厳禁」「テクニック」「駆け引き」「コントロール」「交渉術」など、煽り要素があったり何となく日常で使えそうだと思わせるようなキャッチをつけた本もたくさんあります。

これらが人々の心理学に対する誤ったイメージをつくりあげているのかもしれません。一方、これらの本は心理学に対するハードルを下げる意味で有用な側面があると考えています。

筆者も何冊か読みましたが、読み物として単純に面白いものが多数あります。こういったところから心理学に触れるのはありだと思います。

大学生のころ、初めて受けた心理学の授業には衝撃を受けました。何を言っているのか本当に理解できない。どうしてこんなにわかりづらく説明しているのか、わざとやっているのかと疑ったほどです。

  • 心理学に頼る人が嫌だ。
  • 人の顔を見て分析してくる人が嫌。
  • その分析、根拠ないでしょ。
  • 表情だけで症状を決めつけてくるのが嫌。

確かに恋愛マニュアル本などに頼る男子は痛々しいものがあります。

また、ちょっと視線をそらしただけで「今、嘘ついているでしょ!」と、本で読んだことをそのまま知人に実践して嫌われている例がありました。

もはや心理学の問題ではなくその人の問題であると思います。

このように、様々な意見が見られました。

心理学を真剣に勉強している人にとっては面白くない意見もあったことでしょう。ですから、できる限り批判に対する反論意見や根拠となる事例があれば載せてみました。

一つのイメージを全部のイメージに置換している例や、誤謬による意見が多くあったのは事実です。

筆者の考えとしては、「どんな意見でも面白い」です。そのように考えると、すべての意見が考察すべき興味深いものになります。このように、心理学に限らず学問全般を斜め上からとらえるようにしています。

ちなみに哲学を勉強している人は心理学を嫌うという意見もありましたが、筆者は哲学も心理学も宗教も、数学や物理もなんでも好きです。

今回はここまでです。

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