勃起恐怖症とは?
勃起の何が怖いの?
そんなあなたに向けた3分で読めるショート記事です。
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【勃起恐怖症】男性器が怖い?勃起への恐怖と男らしさへの嫌悪感
✓本記事でわかること
勃起恐怖症とは/狭義:男性器への恐怖/広義:男らしさへの嫌悪感
勃起恐怖症とは?
勃起恐怖症(Phallophobia)とは、男性器の勃起に対して恐怖する症状です。
反対語は勃起不全恐怖症(Medomalacuphobia)です。これは、男性としての機能を失うことへの恐怖です。
勃起恐怖症に精神障害が組み合わさると、クリングソール症候群(Klingsor Syndrome)やエデラシニズム(ederacinism)の問題を引き起こす恐れがあります。
クリングソール症候群とは陰茎による自己切断による諸症状で、エデラシニズムとは性的興奮を求めての陰茎切断嗜好のことです。
勃起恐怖症には2つの意味があり、狭義には男性器への恐怖、広義には過剰な男らしさへの嫌悪感を示します。
①狭義:男性器への恐怖
このケースには、男性器の形状や不潔感に対する嫌悪感の他、人前で勃起してしまうことに対する恐怖もふくまれます。
勃起恐怖症の人は、露出度が高まる空間(プール、浴場など)を嫌悪したり、男性器の形状が目立つタイトな服装を避ける傾向にあります。
また、勃起を恐れてパートナーとのスキンシップに困難が生じる恐れがあります。
このケースの勃起恐怖症の原因としては、勃起をからかわれた体験や性行為の不和、望まない性行為によるトラウマなど様々な要因が考えられます。
また、文化的に性的な要素がタブー視されている場合、性的な象徴として男性器に嫌悪感や恐怖感を抱く可能性があります。
その他、厳しすぎる性教育の影響なども考えられますが、男性器に関連するトラウマが勃起恐怖症のトリガーとなっていることが多いと考えられています。
②広義:過剰な男らしさへの嫌悪感
体から突き出た男性器を攻撃性や自己主張の象徴であると捉え、過剰な男らしさの象徴として男性器を嫌悪する場合があります。
このケースの嫌悪感や恐怖は、フェミニズム擁護やマスキュリズム批判として利用されることがあります。
マスキュリズムとは、フェミニズムの主体を男性に置き換えたもので、過剰なフェミニズムの結果、男性が過度に性差別を受けているという概念です。
短いですが、今回は以上です。
一般的な恐怖症の治療法についてはこちら
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今回はここまでです。
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