匂い恐怖症とは?
そんなあなたのための3分で読めるショート記事です。さっそく始めます。
✓恐怖症一覧
✓本記事のテーマ
【匂い恐怖症】においが怖い!偏頭痛や自臭症との関連は?
✓本記事でわかること
匂い恐怖症とは/偏頭痛との関連/自臭症との関連/化学物質恐怖症、香水嫌いの心理、口臭恐怖症、おなら恐怖症の紹介など
匂い恐怖症とは?
匂い恐怖症(Osmophobia)とは、においに対して恐怖する症状です。
Osmophobiaとしての匂い恐怖症は、特定のにおいによって偏頭痛になる人の症状です。
一方、一般的なにおいに対する恐怖として、自分の発するにおいに対するものがあり、このケースは自臭症との関連が考えられます。
1.偏頭痛の恐怖
においによって偏頭痛が引き起こされる人にとっては、特定のにおいが恐怖の対象になる可能性があります。
ある研究によると、慢性的な偏頭痛患者の25%程度に匂い恐怖症の兆候が見られたそうです。
においに敏感な人は、偏頭痛の他、吐き気や嘔吐といった症状が現れるのが一般的です。
嗅覚過敏の原因としては、自律神経失調症、更年期障害、生理などが原因として挙げられます。
偏頭痛などの身体症状を引き起こす”におい”には、体臭の他、化学物質が挙げられます。
化学物質に対する恐怖症については、以下の記事をお読みください。
また、香水によって吐き気や頭痛が引き起こされる人もいます。香水嫌いの心理については以下の記事をお読みください。
2.自臭症との関連
自臭症とは、人に臭いと思われていると思い込み、周囲の人の何気ない反応が自身の臭いから起こると関連付けてしまう症状です。
典型は口臭における自臭症です。
厚生労働省の歯科疾患実態調査(2016年)によると、15歳以上の約10%が「口臭が気になる」と回答しました。
しかし、このうちの3分の1の人は治療が必要のない自臭症であったようです。
自臭症の人の思い込みは強く、無関係な臭いまで自分と結びつけて考えてしまい、「におい」という言葉自体に敏感な傾向にあります。
自臭症の人にとって「におい」は恐怖以外の何ものでもないのです。
口臭恐怖症については、以下の記事をお読みください。
また、自臭症の一つにおなら恐怖症というものがあります。こちらは、以下の記事をお読みください。
一般的な恐怖症の治療法についてはこちら
その他の恐怖症は以下の記事からご確認ください。
今回はここまでです。
コメント