【ヘビ恐怖症】ヘビが怖い!ヘビに恐怖する心理や症状、原因や克服法

恐怖症
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知りたガリお

ヘビ恐怖症とは?
ヘビの何が怖いの?
原因や克服法は?

そんなあなたの疑問にお答えする3分で読めるショート記事です。

ヘビ恐怖症は動物恐怖症の中でもメジャーな症状で、地域によっては成人の半数以上が罹患しているとされています。

本記事ではヘビ恐怖症の特徴の他、症状や原因、克服法について解説します。

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【ヘビ恐怖症】ヘビが怖い!ヘビに恐怖する心理や症状、原因や克服法

✓本記事でわかること

ヘビ恐怖症とは/ヘビ恐怖症の特徴や症状/ヘビ恐怖症の原因/克服法

1.ヘビ恐怖症とは?

ヘビ恐怖症(Ophidiophobia)とは、ヘビに対して過度な不安や恐怖を抱く症状です。

動物恐怖症の中の爬虫類恐怖症の一形態であると考えられます。

動物恐怖症の中ではクモ恐怖症とともに非常に多い恐怖症で、成人の約半数がヘビに何らかの恐怖を抱くと考えられています。

2.ヘビ恐怖症の特徴や症状

ヘビ恐怖症の特徴や症状を以下にまとめます。

  • ヘビに対して強い不安や恐怖が生じる。
  • ヘビを見ることができない。
  • ヘビを触ることができない。
  • ヘビについて考えるだけで不快感が生じる。
  • 細長い物を見るとヘビを連想してしまう。
  • ヘビを危険な毒を持った生物であると考える。
  • ヘビを避けて生活する。
  • ヘビに直面すると身体症状(心拍数の増加、発汗、動悸、パニック発作など)が生じる。

3.ヘビ恐怖症の原因

ヘビ恐怖症の原因としては、ヘビに噛まれた、ヘビに関する恐怖映像を見たなどのトラウマが考えられます。

トラウマは恐怖症の原因として一般的なものです。

ヘビ恐怖症の人は、ヘビを毒を持った危険な生物であると考える傾向にあります。

ヘビ恐怖症は先進国でも多い恐怖症ですが、先進諸国では生活圏で毒ヘビが見られることはほとんどありません。

それにも関わらずヘビを危険な対象だと捉える人が多いことから、ヘビに対する偏った教育の影響や、遺伝的な要因が考えられます。

例えば、親がヘビに対して恐怖を抱いている場合、親の言動が子供に影響を与え、ヘビ恐怖症を誘発する可能性があります。

また、親のヘビ恐怖症としての気質が子供に遺伝する可能性も考えられます。

さらに、本能的な理由も考えられます。

ある赤ちゃんを用いた実験では、ヘビが恐怖の対象となる可能性を学習していないにも関わらず、初めて見たヘビに強い嫌悪感を示したことがわかりました。

このことは、人が本能的にヘビを嫌悪することを示唆しています。

ヒトが遥か昔に類人猿だったころ、樹上生活において毒ヘビは生命を脅かす脅威であり、その恐怖が遺伝子レベルで組み込まれているという説です。

その他、特定地域においてヘビを文化的・宗教的に嫌悪するケースも確認されています。特定の地域ではヘビを邪悪なものであると考えたり、穢れの象徴であると考えたりする文化が存在します。

4.ヘビ恐怖症の克服

ヘビ恐怖症の治療法として一般的なのは、ヘビに自身をさらして慣れていくという曝露療法です。

いきなり実物に直面することが難しい場合は、イラストや写真、映像などから慣れていきます。

アメリカ空軍でもヘビ恐怖症を克服するための曝露療法が、軍人に対して取り入れられているそうです。

ヘビの中には毒を持たずに穏やかな性格のものも多いので、少しずつ触ったり首にぶら下げたりしながら徐々に耐えられる時間を増やしていきます。

その他、認知行動療法も恐怖症の治療としては一般的です。この治療法では、恐怖の対象物への思考を変えることで、恐怖症に対する反応を減らすことに焦点を当てます。

ヘビに対して偏った考えがある場合は、正しい情報を取得し、認識を改めていくことも重要です。

恐怖症はしばしば、偏見や先入観などの誤謬によって生み出されます。これらの誤謬を解消することで、恐怖症が即座に治ることもあるのです。

一般的な恐怖症の治療法についてはこちらをご確認ください。

その他の恐怖症は以下の記事からご確認ください。

今回はここまでです。

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