【暗所恐怖症あるある】寝るとき怖い、暗闇怖い、夜道が怖い…

恐怖症
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知りたガリお

暗所恐怖症とは?
暗所恐怖症の人が怖いシチュエーションは?
暗所恐怖症の原因や対処法を知りたい。

今回はそんなあなたに向けた記事です。

本記事では暗所恐怖症の解説の他、暗所恐怖症の人が怖がるシチュエーションや暗所恐怖症あるあるを紹介していきます。

暗所恐怖症の人にはきっと共感してもらえる内容になっていると思います。

また、暗所恐怖症の人が暗闇を恐れる原因や対処法も紹介していきます。

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【暗所恐怖症あるある】寝るとき怖い、暗闇怖い、夜道が怖い…

✓本記事でわかること

【暗所恐怖症あるある】暗所恐怖症とは/何が怖いのか/あるある/原因/対処法

暗所恐怖症あるある:原因や対策も紹介

1.暗所恐怖症とは?

暗所恐怖症とは、暗闇を病的に怖がる症状です。

暗所恐怖症の人は、息切れ、動悸、震えや発汗、吐き気などの症状が現れます。

ひどい場合はパニックになったり失神したりしてしまいます。

例えば部屋が暗いとき、暗所恐怖症の人は強く不快感を覚えます。

部屋が暗いからといって脅威が迫っている訳ではないと頭でわかっていても、強い不安が生じてしまいます。

暗所恐怖症は多くの幼児が経験する、恐怖症としてはメジャーな症状です。

2.暗所恐怖症あるある

まずは暗所恐怖症の人が暗闇を怖がる理由をいくつか紹介します。

①暗所恐怖症は何が怖いのか?

暗所恐怖症の人は暗闇に対して以下のイメージを持つことが多いです。

  • 何か出てくるのではないか
  • 吸い込まれそう

人は得体のしれない物に恐怖します。

暗闇は何も見えないので、何か出てくるのではないかと想像を膨らませてしまいます。

このように、暗所恐怖症の人は想像上の危険に恐怖します。

また、広大な黒い物に対して吸い込まれそうな感覚を持つ人もいます。

この感覚は、海洋恐怖症や穴恐怖症の人も持ちがちです。

  • 転んでしまわないか
  • 何かを踏んでしまわないか

こちらは現実の危険に対する恐怖です。誰でも多少は持つ感覚です。

この度合いが強すぎる場合が、暗所恐怖症です。

  • 孤独を感じる
  • 視覚以外が鋭敏になる

暗闇では人が見えなくなるので、孤独感を感じてしまうことがあります。

部屋の電気を消すと不安で泣いてしまう幼児がいます。母親がいなくなってしまったと感じてしまうようです。

また、視界が絶たれるのでその他の感覚が鋭敏になります。

私のような聴覚過敏の人間は、暗闇では音が聞こえ過ぎて困ってしまいます。

②暗所恐怖症あるある

  • 寝るのが怖い
  • 目を閉じるのも嫌
  • 電気をつけないと寝られない
  • 夕方になるとだんだん憂鬱に

暗所恐怖症の人は極端に暗闇を恐れます。

暗所恐怖症の人にとっては「寝る」というシチュエーションそのものが怖いです。

目を閉じるだけで怖いという人もいます。

電気をつけないと寝られない人も多く、夕方になると夜を予感して段々と不安になってきます。

  • お化け屋敷が怖い
  • 夜道が怖い
  • 暗いオフィス、資料室などが怖い

何か出てきそうな雰囲気がありますね。

  • 映画館が怖い
  • ライブハウスが怖い

暗くて怖いというのもそうですが、急に暗くなる瞬間があるのが特に嫌なのだとか。

  • 雑居ビルが怖い
  • 地下室が怖い
  • トンネルが怖い
  • エレベーターが怖い

こちらも薄暗いから苦手という人が多いですが、閉所恐怖症を併発している場合もあります。

  • 停電が起きると大絶叫してしまう
  • 台風や雷の日が憂鬱

停電は暗所恐怖症の人に対して脅威以外の何物でもありません。

台風や雷が近づくと、停電してしまうのではないかと不安になってしまう人もいるようです。

  • トイレや風呂場の電気をつけるのが怖い

トイレや風呂場の電気をつけるのが特に怖いという人がいます。

水場は霊的なイメージと結びつきやすいから苦手だという人もいます。

  • トイレの電気を間違って消されて大絶叫

家族にトイレの電気を間違って消されて大絶叫!

ありそうなシチュエーションです。

  • 帰宅時が怖い
  • 玄関の電気はつけっぱなし
  • 自動で消える電気が怖い

帰宅時が怖いという人もいます。

帰宅時は真っ暗で、扉をあけてから電気をつけるまでの時間が苦痛という理由です。

あるいは、中に侵入者がいるのではないかと想像してしまう場合もあります。

そういう人は玄関の電気をつけっぱなしにしがちですが、最近の住宅は自動で電気が切れる場合があり困ったものです。

3.暗所恐怖症の原因

①本能・遺伝

ヒトは夜行性ではないため、本能的に暗闇を怖がります。

また、生まれつき不安障害や恐怖症、嫌悪症が出やすい人がいます。

②体調不良・緊張

体調が悪いときや緊張しているとき、恐怖症の度合いが強まることがあります。

精神的に満たされているときは平気だったことが、急に気になりだすということもあります。

また、ホルモンバランスの変化が影響を及ぼすこともあります。

③トラウマ・認知の歪み

幼少期、暗い部屋に閉じ込められるなどの虐待を受けた。

学校で電気を消されるなどの嫌がらせを受けた。

寝る前に見た心霊番組が怖すぎた。

このような過去の負の体験が暗闇に恐怖の感情をもたらしている可能性があります。

また、認知の歪みが生じているため、暗闇に対して誤解を持っている可能性があります。

4.暗所恐怖症の対策

①暴露療法

暗所恐怖症の対処法として最も多いのが暴露療法です。

少しずつ慣れていこうというものです。

特に暗所恐怖症に暴露療法が向いているといわれるのは、明るさを段階的に調整できるからです。

いきなり部屋を暗くするのではなく、少しずつ照度を落としていき、慣れたらさらに照度を落としていく。

このように少しずつ暗闇に慣れていくことができます。

また、いきなり暗いところに身を置き、耐えられる時間を増やしていくという手法もあります。高所恐怖症の治療で使われがちな手法です。

ただし、強い拒否反応が生じる恐れがあるため、必ず専門家に相談してから行うようにしてください。

②暗闇にプラスのイメージを与える

暗い部屋で好きな音楽を聴く、好きなアロマを焚くなどし、暗闇にプラスのイメージを持たせていきます。

また、子供など誰かの暗所恐怖症を改善したい場合は、お化け屋敷など怖いイメージのある場所は避け、映画館やナイトショーなど、少しでも楽しめる場所から慣れさせるようにしましょう。

今回はここまでです。


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