【空白恐怖症】スケジュールの空白が怖い、恥ずかしい!

恐怖症
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知りたガリお

空白恐怖症とは?
スケジュールの空白の何が怖い?
空白恐怖症の克服法は?

そんなあなたの疑問にお答えします。

空白恐怖症はスケジュールの空白が怖い、恥ずかしいなどと考える症状です。

他人の目を気にする何とも日本人らしい恐怖症です。

本記事では空白恐怖症の特徴の他、空白に恐怖する心理や克服法について解説します。

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【空白恐怖症】スケジュールの空白が怖い、恥ずかしい!

✓本記事でわかること

空白恐怖症とは/空白恐怖症の心理/空白恐怖症の克服

1.空白恐怖症とは?

空白恐怖症とは、スケジュールの空白に恐怖する症状です。

正式な医学や心理学の用語ではなく、2018年に大辞泉が選ぶ新語大賞に選ばれたことで注目を集めた新語です。

自分の手帳のスケジュールが埋まっていない状態を恐れているというより、例えば会社で共有されるスケジュールの空白を恐れます。

つまり、自分のスケジュールの空白を相手に見られたくない、知られたくないと感じる恐怖です。

スケジュールが埋まっていない状態を「恥」であると感じるという、日本人らしい恐怖症です。

スケジュールに空白があることで仕事をさぼっていると思われたり、暇人と思われたりしないかを心配するケースもあります。

自分の会社に役員の何倍もスケジュール帳を埋めている後輩がいました。

それこそ、「●●をコピー」「●●を捨てる」レベルの内容も記入していました。

その後輩いわく、スケジュール帳を常に誰かに見られている気がするため、さぼっていないアピールをしているのだとか。

外向きには「忘れっぽいから」とアピールしていましたが、私には本音を語ってくれました。

この後輩のような状態が、まさに空白恐怖症の特徴です。

2.空白恐怖症の心理

空白恐怖症は正式な心理学の用語ではなく、特定の診断基準に基づく症状や障害としては認識されていません。

ただし、スケジュールの空白を恐れる心理的な側面に関連する、いくつかの概念や要素が考えられます。

①一般的な恐れや不安

空白恐怖症の症状は、一般的な不安や恐れの一環として考えられるかもしれません。

未知の状況や将来の予定が不確かな場合、それに対して不安や恐れが生じることがあります。

例えば宇宙恐怖症の人は、宇宙の不確かさや未知であることを恐れることがあります。

また、暗所恐怖症の人は、暗闇から得体の知れない何かが現れると感じて恐れることがあります。

このように人は、不可思議で予測や想像ができないことに不安や恐怖を抱く傾向にあります。

②パフォーマンスの不安

空白があることを恥ずかしいと感じる心理は、一種のパフォーマンス不安に関連している可能性があります。

スケジュールが空白であることを、他人に対して「何もしていない」と感じたり、自己評価が低くなることと結びつけている可能性があります。

③期待へのジレンマ

社会的な期待や価値観に基づいて、忙しさや多忙さが重要視されている社会では、スケジュールが空白であることに対する社会的なジレンマが生じる可能性があります。

④自己価値感の影響

スケジュールに空白があることを恥ずかしいと感じる場合、それが自己価値感や自尊心に影響を与えている可能性があります。

自分が何か有益なことをしていないと感じることが、心理的な苦痛を引き起こしている可能性があります。

⑤他人との比較

他人との比較をすることが多い人は、他人の評価や他人の目を気にする傾向にあります。

自分の世界観ではなく、相手の価値観に基づいて生きているといえます。

3.空白恐怖症の克服

スケジュールに空白があることに対して恥ずかしさや不安を感じる場合、以下のようなアプローチが役立つかもしれません。

①自己認識と受容

自分のスケジュールが一時的に空白であることは、人生において一般的であることを認識しましょう。

ある期間は忙しかったり、余裕があったりすることは、個々人によって異なります。それを受け入れ、自分を責めないようにしましょう。

②目標の見直し

目標や優先事項を見直し、現在の状況に適したものに調整することが重要です。

人にアピールするための目標が人生において本当に重要であることなのか、改めて考える必要があるでしょう。

③自分の時間を尊重する

他人と比較することなく、自分の価値観や欲求を尊重しましょう。スケジュールが空白であることを恥じるのではなく、それを自分のための時間と捉えることが重要です。

何か新しいスキルを身につけたり、趣味に時間を割いたり、自分に向き合う時間を大切にしましょう。

④新しい挑戦を見つける

空白の期間を新しい挑戦や学びの機会として捉えることができます。新しい趣味や興味を見つけることで、自分にとって意義のある時間を過ごすことができます。

空白の時間は決してネガティブなものではなく、何か別のことにチャレンジできる絶好の機会であると考えるようにしましょう。

⑤メンタルヘルスのサポート

心理的な苦痛が続く場合、メンタルヘルスの専門家に相談することも検討してください。

カウンセリングや心理療法を受けることで、感情や思考のパターンを理解し、適切なサポートを得ることができます。

一般的な恐怖症の治療法についてはこちらをご確認ください。

その他の恐怖症は以下の記事からご確認ください。

今回はここまでです。

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