膝恐怖症とは?
なぜ膝が怖いの?
そんなあなたに向けた3分で読めるショート記事です。
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【膝恐怖症】膝を見たり触ったりするのが怖い!ひざまずくことが怖い!
✓本記事でわかること
【膝恐怖症とは】自分や他人の膝を見ることが怖い/膝を触る、あるいは触られるのが怖い/膝を出すという行為が怖い/ひざまずくことが怖い/シチュエーションごとの恐怖の理由の解説
膝恐怖症とは?
膝恐怖症(Genuphobia)とは、膝に対して恐怖する症状で、比較的珍しいものです。
膝恐怖症の形態は非常に多く、恐怖の仕方には様々なものがあります。以下に一例を示します。
- 自分や他人の膝を見ることが怖い
- 膝を触る、あるいは触られるのが怖い
- 膝を出すという行為が怖い
- ひざまずくことが怖い
それぞれ、膝に恐怖する心理は多岐に渡ります。
1.自分や他人の膝を見ることが怖い
膝に恐怖するあまり、膝を見ることができないという症状です。
膝に恐怖する理由として、膝に関する過去の大きな怪我が挙げられます。
また、膝が顔に見えるから怖いという意見もあります。
膝を見ることができない人は、自分、あるいは他人の膝の露出を恐れます。
そのため、プールなどの肌の露出が多いシチュエーションを避ける傾向にあります。
2.膝を触る、あるいは触られるのが怖い
膝を触るのが怖い場合、膝のざらざらとした触感や、肌の変色、ぶよぶよとした様子を嫌悪している可能性があります。
膝を触られるのが怖い場合、無防備な部分を触られることに対して本能的に恐怖しているのかもしれません。
あるいは、潔癖症であるがゆえ、人に触られるという行為に嫌悪している可能性があります。
他人に触られることへの恐怖といえば、「おへそ恐怖症」です。詳しくは以下の記事をお読みください。
3.膝を出すという行為が怖い
膝を露出する事を不純であると考えているケースです。
また、宗教的な理由で肌の露出を嫌悪しているケースも考えられます。
4.ひざまずくことが怖い
ひざまずく行為に対する恐怖を膝恐怖症であると考えることがあります。
ひざまずくことで膝への意識が強調され、上記1~3のような恐怖が生じます。
特定の恐怖症はしばしば、関連する行為がトリガーとなって生じることがあります。
例えば雷恐怖症の人が、ニュースを見ると気象情報を連想し、そこから意識の対象を雨、雷へと発展させていく場合があります。
さて、今回は膝恐怖症についてでした。
膝恐怖症を発症した場合、膝を意識する場面を避けることはほぼ不可能であるといえます。
重症化した結果、自身の膝をチェンソーで切り落としたという事例も確認されています。
ほぼ発症することはないと思いますが、もし罹患した場合は重症化する前に早期治療をすることが重要です。
一般的な恐怖症の治療法についてはこちら
その他の恐怖症は以下の記事からご確認ください。
今回はここまでです。
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