雷恐怖症とは?
雷恐怖症の特徴や症状は?
雷恐怖症か診断してみたい。
そんなあなたに向けた記事です。
雷恐怖症(astraphobia)とは、稲妻や雷鳴に恐怖する症状です。
アメリカでは3番目に多い恐怖症であるとされています。そのため、三大恐怖症の一つにあげられることがあります。
子供や女性に多く、犬にいたっては15%程度が雷恐怖症なのだとか。
今回はよく見られる雷恐怖症の特徴を紹介していきます。
本記事は短め。3分あれば読むことができます。
あなたもいくつ当てはまるかチェックしてみましょう。
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✓本記事のテーマ
【雷恐怖症診断テスト】雷恐怖症の5つの特徴とは?【今すぐチェック】
✓本記事でわかること
【雷恐怖症診断テスト】雷恐怖症の典型的な5つの症状とは?
雷恐怖症診断テストと雷恐怖症の5つの特徴
雷恐怖症の特徴を5つあげていきます。いくつ当てはまるでしょうか。
①稲妻を見たり雷鳴が聞こえたりすると不安になる
雷恐怖症の人は、稲妻や雷鳴を見ると過剰な不安に襲われます。
具体的には身震いや発汗、吐き気や心拍数の上昇が見られます。
ひどい場合はパニックになったり泣き叫んだり、中には失神してしまう人もいます。
②実際に雷が落ちないか不安になる
稲妻や雷鳴が見えたからといって、実際に危険が及ぶことはほとんどありません。
しかし、稲妻や雷鳴によって実害を被る場面を想定して恐怖してしまいます。
恐怖症ではしばしば、実際には起きないであろう場面を想像して恐怖が増長されるケースがあります。
例えば高所恐怖症の人は実際に転落したらどうしようなどと思い、巨象恐怖症の人は巨象が襲ってきたらどうしようなどと思ってしまいます。
このようなケースでは、暴露療法が適用されることが多いです。
雷恐怖症においては、あえて雷雲に身をさらし、実際に危険が起きないということを認識させます。
恐怖症においては認知の歪みが生じている場合は多いので、認知行動療法などによって雷に対する誤解を解いていくことが重要です。
③一人のとき症状が強くなる
安心できる誰かが近くにいると症状が弱まり、一人のときは症状が強くなります。
これは雷恐怖症や暗所恐怖症など、一部の恐怖症特有の現象です。
雷恐怖症の人や暗所恐怖症の人は、誰かにしがみつくことで不安が緩和されることがあります。
一時的な幼児退行が生じていると見ることもできます。
④音や光を遮断するような避難行動をする
布団にもぐる、地下へ移動する、耳をふさぐ、カーテンをしめるなどです。
雷を連想する音や光を完全に遮断するため、過剰な避難行動をします。
なお、聴覚過敏の人の中に雷恐怖症の人が一定数います。
この場合は、通常の人と比べて音が大きく聞こえ過ぎるが故のものです。
⑤天気予報に過剰反応
雷恐怖症の人は雨が降ると気象情報をやたらと確認してしまいます。
いつ雷が鳴るのだろうと妄想を膨らませ、雷レーダーをやたらと気にしてしまいます。
症状がひどくなると、毎日天気予報を確認し続け、少しでも不安な情報があると外出ができなくなってしまう場合もあるのだとか。
さて、今回は雷恐怖症についてでした。
雷恐怖症の人は何らかの雷に関する恐怖体験をした可能性があります。
そして、原因となる恐怖体験を覚えていない場合も多いです。なので、専門家のカウンセリングを通じて恐怖症の原因を特定することが重要です。
また、認知の歪みが生じている場合は暴露療法などの認知行動療法を取り入れて治療するのが一般的です。
いずれにしても自己判断はせず、専門家に意見を聞くようにしてください。
今回はここまでです。
一般的な恐怖症の治療法についてはこちら
その他の恐怖症は以下の記事からご確認ください。
今回はここまでです。
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