空気恐怖症とは?
特徴や関連する恐怖症は?
そんなあなたの疑問にお答えする3分で読めるショート記事です。
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【空気恐怖症】空気が怖い!特徴や関連する恐怖症は?
✓本記事でわかること
空気恐怖症とは/毒物恐怖症・窒息恐怖症・匂い恐怖症との関連
1.空気恐怖症とは?
空気恐怖症(Aerophobia)とは、空気に対して不合理な恐怖を抱く恐怖症です。
「Aerophobia」は一般的に飛行機恐怖症を指す言葉ですが、空気に対する恐怖を示す言葉として使われることもあります。
空気恐怖症の人は、よどんだ空気に対して恐怖を抱きます。
あるいは、空気をよどんだ毒のようなものであると捉えて恐怖します。
排気ガスやPM2.5、光化学スモッグ、黄砂、花粉など人体に害を成すものがふくまれていることに過敏に反応するケースが多いようです。
メディアの影響によって生じる恐怖症の典型例であるといえます。
2.関連する恐怖症
空気恐怖症に関連する恐怖症として、毒物恐怖症、窒息恐怖症、匂い恐怖症の3つがあります。
①毒物恐怖症
毒物恐怖症とは、毒物に恐怖する症状です。
食事に毒物が混入していたり、身近な薬剤に猛毒が入っていたりすると考えて恐怖します。
毒物恐怖症の人は物質全般を毒であると考える傾向にあるため、空気ですら毒物であると考える可能性は十分に考えられます。
②窒息恐怖症
窒息恐怖症とは、窒息することに恐怖する症状です。
窒息恐怖症の症状として、狭い空間で呼吸をすることで窒息すると考えて恐怖する場合があります。
このため窒息恐怖症は、閉所恐怖症や空気恐怖症との関連が疑われている恐怖症です。
③匂い恐怖症
匂い恐怖症とは、香水や汗のにおいなど、特定の香りに恐怖する症状です。
匂い恐怖症は、特定のにおいをかぐことで引き起こされる偏頭痛への恐怖を示すことが多いですが、一般的なにおいに対する嫌悪感もふくまれます。
後者のケースでは、何でもかんでも「くさい」と感じてしまい、自分が発するにおいにも敏感に反応してしまいます。
このため、自臭症につながる恐れのある恐怖症であるといえます。
匂い恐怖症の人はわずかなにおいでも嫌悪感を示すことがあるため、空気自体を「くさい物」であると捉えて恐怖する可能性があります。
さて、今回は空気恐怖症についてでした。
一般的な恐怖症の治療法についてはこちらをご確認ください。
その他の恐怖症は以下の記事からご確認ください。
今回はここまでです。
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