6月23日の誕生石はルビー・イン・ゾイサイト
By James St. John – Anyolite (corundum-amphibole zoisitite) (Neoproterozoic; Mundarara Mine, about 27 km west of Longido, Tanzania) 2, CC BY 2.0, Link
ルビー・イン・ゾイサイト(Ruby in Zoisite)は、ルビーとゾイサイト(zoisite)という二つの異なる鉱物が同じ岩石中に存在する鉱物標本を指します。この組み合わせは、鮮やかな赤いルビーの結晶が緑色のゾイサイトの基質に埋め込まれていることが特徴です。
ゾイサイトは、カルシウムとアルミニウムを主成分とする鉱物であり、通常は緑色や青色をしています。一方、ルビーは赤色のコランダム鉱物です。このような異なる色と組成の鉱物が同じ岩石中に見られるのは珍しいく、ルビー・イン・ゾイサイトはその美しい色合いと独特な外観から人気があります。
ルビーとゾイサイトが組み合わさるプロセスは、通常は地球の地殻内での高温高圧の環境下で起こります。ルビーは地殻深部の高温環境で形成され、後に地殻の変動や岩石の変質によって、ゾイサイトと結びついて岩石を形成します。このような過程によって、ルビー・イン・ゾイサイトが形成されます。
ルビー・イン・ゾイサイトは、ジュエリーとして使用されることがあり、その美しい色合いや独特の模様が、コレクションや装飾品の一部としても人気があります。特に、その鮮やかな赤と緑の対比が目を引くことから、多くの人々に愛されています。
ルビー・イン・ゾイサイトの鉱物データ
英名 | Ruby in Zoisite |
別名 | アニョライト |
色 | 緑に赤やピンク、紫 |
主要産地 | タンザニア、インド、ケニアなど |
モース硬度 | 6.5 – 7 |
石言葉・意味 | パッション、愛、活力 |
効果 | 愛や情熱を深め、生きる喜びや幸福感を育む。 内なる力や自己の表現を強化し、目標の達成に向けて積極的に行動することをサポートする。 |
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