【塵埃恐怖症】チリやほこりが怖い！塵埃は何て読む？

塵埃恐怖症とは？
塵埃って何？
塵埃の何が怖いの？
原因や克服法は？

そんなあなたの疑問にお答えする３分で読めるショート記事です。さっそく始めます。

塵埃恐怖症とは/塵埃恐怖症の原因：トラウマ、遺伝的要因、細菌恐怖症、不潔恐怖症/塵埃恐怖症の克服

１．塵埃恐怖症とは？

塵埃恐怖症（Amathophobia）とは、チリやほこりに恐怖する症状です。

塵埃は「じんあい」とよみ、塵は「ちり」、埃は「ほこり」のことです。

塵埃恐怖症の人の中には、塵埃によってアレルギーに悩まされているケースもあるため、塵埃に対する恐怖は必ずしも不合理とはいえません。

一方で、実害が生じていないにも関わらず塵埃に過剰に恐怖する場合もあり、後述の細菌恐怖症や不潔恐怖症との関連が疑われます。

塵埃恐怖症の原因として考えられているものを紹介します。筆者は以下に挙げたものの他、親が子供のアトピーや喘息を恐れて塵埃恐怖症になるケースがあるのではないかと考えています。

塵埃によるひどいアレルギー症状に悩まされた、塵埃まみれの不衛生な環境で育ったなど、過去の体験が原因で塵埃恐怖症になるケースが多いようです。

後者のケースでは、塵埃を見ることで過去の苦い体験が思い出され、息切れや動悸などの身体症状が生じる場合があります。

親が塵埃恐怖症の場合、子供にその気質が遺伝することがあります。

親と子供は比較的心理傾向が似ているため、親子で同じ恐怖症を発症することがあります。

また、親が過剰なまでに塵埃を嫌悪する場合、親の影響で子供が塵埃に対して異常に恐怖したり、塵埃がある環境を過剰に嫌悪することにつながる恐れがあります。

細菌恐怖症とは、細菌に異常に恐怖する症状です。

細菌恐怖症の症状として、汚れや塵埃、人が触れたものを細菌の温床と捉えて強い嫌悪感を抱く場合があります。

不潔恐怖症とは、簡単に説明すると重度の潔癖症のことです。

すべての物を不潔であると捉えてしまうことがあるため、塵埃は当然のごとく恐怖の対象となります。

細菌恐怖症と不潔恐怖症の双方は関連が深い恐怖症で、塵埃恐怖症にもつながりやすいといえます。

アレルギー症状が出るなど、健康被害が生じるケースは仕方がないと思います。

この場合は徹底した塵埃対策を施してください。

しかし、実被害が無いにも関わらず塵埃を過剰に嫌悪している場合は、不合理な状態であると言わざるを得ません。

不合理な恐怖症に対する治療法として一般的なのは、認知行動療法です。

自身の状態を正確に分析し、誤謬の解消や論理的な思考への置換を目指します。

また、塵埃をどのようなものであると捉えて恐怖しているのかを正確に把握することも重要です。

細菌恐怖症や不潔恐怖症が原因の場合は、それらの恐怖症に対する適切な治療法が必要になります。

トラウマが原因の場合はカウンセリングなど専門家を頼ることは必須であるといえます。

恐怖症の原因は多岐に渡るため、適切な治療法を選択することが重要です。

さて、今回は塵埃恐怖症についてでした。

一般的な恐怖症の治療法についてはこちら

その他の恐怖症は以下の記事からご確認ください。

今回はここまでです。