【ゴキブリ恐怖症】なぜ多くの人はゴキブリを嫌悪するのか?

恐怖症
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知りたガリお

ゴキブリ恐怖症とは?
なぜゴキブリが怖いの?

そんなあなたの疑問にお答えします。

ゴキブリ恐怖症(Katsaridaphobia)とは、ゴキブリに極度に恐怖する昆虫恐怖症の一つです。

本記事では人がゴキブリに恐怖する原因を5つに分けて解説していきます。

本記事は3~5分で読めるショート記事となっています。

✓恐怖症一覧
✓本記事のテーマ

【ゴキブリ恐怖症】なぜ多くの人はゴキブリを嫌悪するのか?

✓本記事でわかること

【ゴキブリ恐怖症の原因】不潔/偏見/見た目・音・動き

ゴキブリ恐怖症の恐怖の原因は?

①不潔だから嫌い

ゴキブリを嫌悪する原因の多くを占めるのは、ゴキブリが不潔だからというものでしょう。

では実際にゴキブリが不潔かというと、「不潔である」と考えて差し支えないと思います。

家で見かけるようなクロゴキブリなどは、家の中と外を行き来し、家の中でも不衛生な場所を好むため、ゴキブリの体表にはサルモネラ菌、ピロリ菌、赤痢菌などが付着しています。

そのため、ゴキブリが食中毒の原因になることがあります。また、ハウスダストやカビを体表に付着させて動き回るため、アレルギー症状や喘息の原因につながる場合もあります。

では実際、ゴキブリの存在が即、人間に病気をもたらすかというと、そんな事はないということは皆さまもご理解いただけると思います。

確かに実害が生じる可能性があるものの、ゴキブリ恐怖症の人がゴキブリに恐怖するのは過剰な反応といえます。

恐怖症ではしばしば、起きもしないような事を想像して恐怖することがあります。例えば暗所恐怖症の人が、暗闇から化け物が出てくると考えて恐怖するなどが典型です。

②偏見

家で見るようなゴキブリは確かに不潔なのですが、ゴキブリだけが不潔というわけではありません。それこそ我々人間にもたくさんの菌が付着しています。

それにも関わらずゴキブリのみを不潔であると考えて恐怖するのは、ゴキブリに対して偏見が生じているといえます。

北海道の人はゴキブリを見ても不快感を示さないというのはよく聞く話です。北海道ではゴキブリを見る機会がほとんどないので、ゴキブリに対する先入観が生じにくいと考えられます。

一方、周囲にゴキブリを嫌悪する人がいる場合は、ゴキブリに対する偏った先入観が生じる恐れがあります。親の影響も大きいでしょう。

ゴキブリを親が嫌う場合、子供もゴキブリを忌まわしい存在だと考えて嫌悪する可能性が高まります。

③見た目が苦手

ゴキブリの黒くテカテカした見た目が理由の場合もあります。この場合、カブトムシやゲンゴロウなども同様に恐怖の対象になっているかもしれません。

また、黒光りした様子にベタベタとしたイメージを持って嫌悪する場合は、やはりゴキブリの不潔感が原因の根源にあるといえます。

④ガサガサという音が苦手

ゴキブリの出すガサガサという音が苦手な場合があります。実は私も、ガサガサという音が苦手です。

ガサガサという音の典型はビニール袋のこすれる音で、私はこの類の音を聞くと不快感が現れます。

虫嫌いの人の中には、音が苦手であるという場合は少なくありません。

例えばカやハエが苦手な人はブーンという音が苦手です。ハチが苦手な人もカチカチという威嚇音やブーンという羽音が苦手ということがあります。

この場合、特定の音が苦手な音嫌悪症が原因の場合と、虫の出す音から嫌いな虫の姿をリアルに想像して恐怖するという場合があります。

⑤動きが苦手

止まっていたと思ったら急発進したり、前に進んでいたと思ったら急に方向を変えたりと、ゴキブリの動きは予測不能です。

昆虫恐怖症の中でチョウに恐怖するケースがあります。チョウに恐怖する原因には毒を連想する、幼虫の姿が気持ち悪いなど様々あるのですが、フラフラと飛ぶ予測不能な動きが恐怖の原因の場合があります。

私はセミが苦手です。理由は、突然動き出すことがあるからです。

恐怖症ではしばしば、予測不能のものに恐怖することがあるのです。

さて、今回はゴキブリ恐怖症についてでした。

その他の恐怖症については以下の記事からご確認ください。

今回はここまでです。

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