【ハチ恐怖症】なぜ人は蜂が怖いのか?関連する恐怖症も紹介【事例画像付】

恐怖症
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知りたガリお

ハチ恐怖症とは?
なぜハチが怖いの?

そんなあなたの疑問にお答えします。

ハチ恐怖症(Melissophobia)とは、ハチに極度に恐怖する昆虫恐怖症の一つです。

本記事では人がハチに恐怖する原因を5つに分けて解説していきます。

本記事は3~5分で読めるショート記事となっています。

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【ハチ恐怖症】なぜ人は蜂が怖いのか?関連する恐怖症も紹介

✓本記事でわかること

【ハチ恐怖症の原因】トラウマ・アナフィラキシーショック/黄色恐怖症/毒物恐怖症/音恐怖症・音嫌悪症/集合体恐怖症など

ハチ恐怖症の原因とは?

①トラウマとアナフィラキシーショック

ハチ恐怖症の人の多くは、ハチに刺されたことが原因で発症しています。

私も幼少期にアシナガバチに刺されたことがあるのですが、その痛みからしばらくはハチを見るだけで恐怖し、草や樹が生えているような場所に近づくのも怖かった記憶があります。

また、アナフィラキシーショックの存在を知ってからさらに恐怖は増大したものです。

アナフィラキシーショックとは?

アナフィラキシーショックは特定のアレルギー反応の一種で、アレルギー体質の人がアレルゲンと呼ばれる特定の物質に触れたり摂取したりした際に発生します。ハチの場合、ハチに刺されることで発症する場合があり、2回以上ハチに刺されることでそのリスクが増大します。アナフィラキーショックは急速に進行し、皮膚の発赤や蕁麻疹、呼吸困難、喉の腫れ、嘔吐や下痢、心拍数の減少、血圧の急激な低下などの症状が現れることがあり、最悪の場合、死に至ることがあります。

②黄色恐怖症

ハチの多くは、黄色と黒の配色をしています。この派手な配色は生物が本能的に忌避する傾向にあり、警告色と呼ばれます。

黄色恐怖症とは、黄色のものに恐怖する症状です。黄色恐怖症の人の多くは、黄色を危険に感じて本能的に黄色いものを嫌悪する傾向にあります。

③毒物恐怖症

毒物恐怖症とは、食事や化学薬品の成分に過剰に恐怖する症状ですが、昆虫が恐怖の対象になる場合もあります。

ハチは毒を持っている場合がほとんどで、ハチに刺されると前述のアナフィラキシーショックのリスクがある他、毒による直接作用(痛み、腫れ、痒みなど)が現れます。

スズメバチは特に毒性が高いですが、アシナガバチやミツバチなどほとんどのハチが毒を持っていることが知られています。

④音恐怖症・音嫌悪症

ハチのブーンという羽音が原因で恐怖する人もいるようです。この場合、ハチに限らずアブなども恐怖の対象になります。

ハチ恐怖症というよりは音恐怖症であるといえます。音恐怖症は大きな音や高い音に恐怖する症状なので、特定の音に嫌悪するこのケースは、音嫌悪症(ミソフォニア)のほうが当てはまるかもしれません。

⑤集合体恐怖症

ハチの巣の様子や、ハチの巣から見えかくれする幼虫が怖いといった場合は、集合体恐怖症が原因の可能性が高いです。

集合体恐怖症とは、ブツブツやツブツブ、小さな穴の集まりなどに恐怖する症状です。

今回はハチ恐怖症についてでした。

恐怖症はその他の恐怖症が原因であるケースがかなりあり、本記事でそのことがご理解いただけたかと思います。

その他の恐怖症については以下の記事でご確認ください。

今回はここまでです。

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