二人きり恐怖症とは?
二人に恐怖する心理は?
そんなあなたのための3分で読めるショート記事です。さっそく始めます。
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【二人きり恐怖症】二人になるのが怖い!二人が気まずい、沈黙が怖い!
✓本記事でわかること
二人きり恐怖症とは/二人きりに恐怖する心理:社交不安障害、対人恐怖症、トラウマ、人間関係の問題、孤独感の強調
二人きり恐怖症の特徴や心理
1.二人きり恐怖症とは?
二人きり恐怖症とは、特定の状況や環境で二人きりになることへ強い恐怖や不安を示す症状です。
二人に恐怖する心理には様々なものがあるので、次の章で詳しく解説していきます。
2.二人きりに恐怖する心理
二人きりに恐怖する心理には次のようなものがあります。
①社交不安障害
見ず知らずの人、あまり親しくない人と二人きりになるのが怖い場合、社交不安障害の恐れがあります。
社交不安障害とは、他者との社交的な状況で過度な不安や緊張が現れる心理的な障害です。
社交不安障害の症状には以下のようなものがあります。
- 他者からの評価や批判を強く気にする。
- 他者との対話や人前で話す際に、過度な緊張や不安が生じる。
- 新しい人との交流を避ける傾向がある。
- 手汗、震え、動悸、吐き気などの身体症状が生じる。
このケースでは「気まずい」という心理が強調されることが多いです。二人きりで何を話せばよいのかわからずに戸惑うことがあります。
また、会話が途切れることを恐れる沈黙恐怖症が関連する場合もあります。
②対人恐怖症
特定の人との二人きりの状態が怖い場合、対人恐怖症の恐れがあります。
例えば特定の男性や女性と二人きりになるのが怖い場合、男性恐怖症や女性恐怖症の場合があります。
③トラウマ
過去に二人きりの状況で起こったトラウマや不快な出来事が、二人きりの状況への恐怖を引き起こす可能性があります。
例えば二人きりの状況で乱暴をされた、いじめや虐待を受けたなどの過去の恐怖体験が二人恐怖症のトリガーになることがあります。
④人間関係の問題
例えばある人との人間関係が悪化している場合、その人と二人きりになるシチュエーションに恐怖する場合があります。
⑤孤独感の強調
他者との交流が不足している場合、二人きりの状況が孤独感を強調することがあります。
学校の遠足などで、誰ともグループを作れなかった人たちで構成されたグループをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。
なお、「二人きり」は独りぼっちと同様、英語で「alone」と表します。「We are alone.」とすれば、「私たちは二人きり」となります。
また、孤独を恐れる孤独恐怖症というものがあります。詳しくは以下の記事をお読みください。
さて、今回は二人きり恐怖症についてでした。
一般的な恐怖症の治療法についてはこちらをご確認ください。
その他の恐怖症は以下の記事からご確認ください。
今回はここまでです。
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