長い単語恐怖症とは?
英語で何て言うの?
英語の読み方がわからない!
そんなあなたに向けたhippopotomonstrosesquipedaliophobiaに関する記事です。
本記事では長い単語恐怖症の他、関連するポエム恐怖症などを解説しています。
さっそく始めます。
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✓恐怖症一覧
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【長い単語恐怖症】ヒポポトモンストロセスキッペダリオフォビア
✓本記事でわかること
長い単語恐怖症とは/対人恐怖症との関連/ポエム恐怖症との関連/恐怖症の克服
長い単語恐怖症
1.長い単語恐怖症とは?
長い単語恐怖症とは、長い単語に恐怖する症状です。
英語で書くと、「hippopotomonstrosesquipedaliophobia」です。
読み方は、「ヒポポトモンストロセスキッペダリオフォビア」
「hippopotomonstrosesquippedaliophobia」と書くのは間違いであるという記述が見られますが、こちらを診断名として使う場合もあるという記述も見かけました。
ただし、精神障害の診断と統計マニュアル(DSM)などで見られる学術的な診断名ではありません。
これほどまでに言葉が長くなってしまったのも、ジョークやユーモアの類です。
長い単語に対する恐怖症を示す「hippopotomonstrosesquipedaliophobia」という言葉自体が長いという皮肉がこめられています。
また、特殊な恐怖症であるがためにその特異性を示すために変わった名称表記になっているという見方もあります。
2.対人恐怖症との関連
長い単語恐怖症の人は、長い単語をうまく発音できないことに恐怖する場合があります。
噛んでしまったり、発言が止まってしまう事による他人の目線が気になってしまうのです。
このことから、長い単語恐怖症は対人恐怖症の一種であるとされることがあります。
3.ポエム恐怖症との関連
ポエム恐怖症とは、詩を読むことを恐れる症状です。
まず、詩の朗読に対して恐怖する場合があります。これは、長い単語恐怖症における対人恐怖と同じような心理が原因です。
また、一部の詩は難解で長い単語が用いられています。そのため、長い単語を理解できないと考えて恐怖する場合もあります。
これは、学術的な書物を読む場合でも見られる現象で、歴史における長い人物名や化学で極端に長い物質名などを理解したり覚えたりすることができないことに対する恐怖です。
書物に関する恐怖症では、書籍恐怖症と読書恐怖症というものがありますが、これらはまったく異なる恐怖症です。
詳しくは以下の記事をお読みください。
さて、今回は長い単語恐怖症についてでした。
長い単語恐怖症の克服として、一般的な恐怖症の治療法以外に、次の3つを意識するとよいです。
- 読む技術の向上
- 暗記力の向上
- 話す技術の向上
これらを目的とした書籍は多数出版されていますので、向上したい技術があれば以下より気になるタイトルのものを読んでみてください。Amazonでオススメ順になっています。
個人的には以下の3冊がおススメです。
一般的な恐怖症の治療方法はこちら
その他の恐怖症は以下の記事よりご確認ください。
今回はここまでです。
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