幸せ恐怖症・幸福恐怖症とは?
幸せ恐怖症診断で症状をセルフチェックしたい。
そんなあなたのための記事です。
本記事では診断をもとにした幸せ恐怖症の特徴を解説します。後半では幸せ恐怖症の治し方も解説します。
それではさっそく始めます。
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【幸せ恐怖症診断】幸福恐怖症の症状をセルフチェックしましょう【治し方も紹介】
✓本記事でわかること
幸せ恐怖症・幸福恐怖症とは/幸せ恐怖症の症状と診断テスト/治し方など
幸せ恐怖症診断
1.幸せ恐怖症・幸福恐怖症とは?
幸せ恐怖症、幸福恐怖症(Cherophobia)は、幸福やポジティブな感情に対する不安や恐怖を指す心理学的な現象です。
幸せになることや幸福を感じることが不安や恐怖を引き起こすと感じ、そのために幸福を避ける行動をとることが特徴です。
幸せ恐怖症は一般的な恐怖症や不安障害の一種と考えられることがあり、個人の心理的健康と幸福感に影響を与える可能性があります。
幸福恐怖症の症状には、幸福を拒絶し、幸福を感じることを避けようとすること、自己肯定感の低下、対人関係の困難さなどが含まれることがあります。
2.幸せ恐怖症診断
心理学者の”Mohsen Joshanloo”と”Dan Weijers”は、幸福への嫌悪感として4つの特徴を挙げています。
いくつ当てはまるかセルフチェックしてみましょう。
- 幸福が悪い出来事を引き起こすという信念
- 幸福が自分を悪い人に変えるという恐れ
- 幸福を表現することが自分や他人にとって悪いという考え
- 幸福を追求することが自分や他人にとって害となるという考え
幸福を感じると、その幸福は長続きしない、次は不幸がやってくると考えてしまうことがあります。
また、幸福になると自分が堕落し、悪い人間になると考えてしまうことがあります。
その他、幸福を周囲にアピールすることは悪い行為であると考えたり、幸福を追い求めることは浅ましい行為であると考えたりしてしまいます。
3.幸せ恐怖症の治し方
恐怖症の治療として、認知行動療法や曝露療法が一般的です。
一般的な恐怖症の治療法はこちらよりご確認ください。
また、幸せ恐怖症には自己肯定感の低下が関与している可能性が高いため、自己肯定感を向上させる工夫が有効です。
自己肯定感に関してはこちらで複数記事が確認できます。気になる記事があれば読んでみてください。
また、幸せ恐怖症は認知の歪みが生じています。その歪みを矯正するためには、認知バイアスについて詳しくなることが推奨されます。
認知バイアスに関連する心理学の記事はこちらで確認できます。気になる心理現象があれば読んでみてください。
その他の恐怖症については、以下の記事からご確認ください。
今回はここまでです。
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