【精神病恐怖症】精神病になるのが怖い?誰もがなり得る疾病恐怖症

恐怖症
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知りたガリお

精神病恐怖症とは?
そもそもそんな恐怖症、存在するの?

そんなあなたの疑問にお答えします。

結論、精神病恐怖症という用語は一般的な用語ではありません。『精神障害の診断と統計マニュアル』でも未定義の恐怖症です。

精神病恐怖症という言葉が用いられる場合、疾病恐怖症の一つとされるため、本記事では疾病恐怖症の一つと解釈し、一般的な疾病恐怖症の文脈の中で解説していきます。

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✓本記事のテーマ

【精神病恐怖症】精神病になるのが怖い?誰もがなり得る疾病恐怖症

✓本記事でわかること

精神病恐怖症とは/精神病恐怖症の疾病恐怖症としての症状など

✓疾病恐怖症のまとめ

精神病恐怖症とは?

精神病恐怖症(Psychosis Phobia)を疾病恐怖症の一つと解釈すると、精神病になることを恐れる症状です。

疾病恐怖症とは、自身の健康について常に不安を抱く症状で、癌恐怖症エイズ恐怖症心臓恐怖症などがあります。

疾病恐怖症の中の癌恐怖症の場合、以下のような症状が現れます。

  • 癌になることを異常に恐れる。あるいは、癌になっていないか常に疑う。
  • 何らかの身体の不調を癌が原因であると思い込んでしまう。
  • 医師の診断を疑い、問題が無いにも関わらず自分が癌であるかもしれないと考え、検査を繰り返す。
  • 逆に癌の発覚を過度に恐れるため、検査を意図的に避けることもある。

これらは、疾病恐怖症の典型的な症状です。

この文脈に当てはめると、精神病恐怖症の症状として、以下のようなものが考えられます

  • いつか精神病になってしまうのではないかと日々、不安を感じる。
  • 物忘れをした、ミスをしたことから、自分が精神病なのではないかと疑う。
  • ちょっとした気分の落ち込みから自分が鬱病なのではないかと疑う。
  • 医師の問題ないという判断を信じない。

いずれにしても精神病恐怖症は学術的な言葉ではなさそうなので、参考程度に考えてください。

通常、精神医学の文脈で用いられる診断名や疾患名には、特定の病気や症状を指す正式な名称が使われます。

精神病恐怖症が指す可能性のあるものについて、より一般的な状態や診断をいくつか説明します。

①精神病(Psychosis)

精神病は、現実感覚が歪んだり、幻覚や妄想(非現実的な信念)が現れたりする精神的な状態を指します。例として、統合失調症や双極性障害などがあります。精神病の診断と治療は精神医学の専門医によって行われます。

②不安障害(Anxiety Disorders)

不安障害は、過度の不安や恐怖が中心の症状を持つ状態を指します。特定の恐怖に焦点を当てる恐怖症や、全般性不安障害、パニック障害などが含まれます。これらの疾患は精神保健専門家によって評価および治療されます。

③恐怖症(Phobias)

恐怖症は特定の対象や状況に対する強烈な恐れを指すもので、精神病とは異なります。例えば、高所恐怖症雷恐怖症血液恐怖症などがあります。

具体的な病名や症状について言及する際、正確な用語や診断名を使用することが重要です。不安や心の健康に関する問題がある場合、医療専門家や精神保健専門家に相談し、適切な評価と治療を受けることが重要です。

また、セルフコンパッションマインドフルネス瞑想自己効力感の向上など心身の状態を改善する様々な試みを取り入れてみるのもよいでしょう。

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その他の恐怖症については以下の記事からご確認ください。

今回はここまでです。


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