夏を嫌う人の理由は?
夏が嫌いな人の特徴を知りたい。
何か心理傾向はある?
そんなあなたに向けた記事です。
みなさん、好きな季節は何ですか?
夏ですか?冬ですか?
よく言われるのが、日本人の4割が春、3割が秋、2割が夏、1割が冬が好き。
嫌いな季節はというと、6割が冬、3割が夏、残りが春か秋だそうです。
嫌いな月はだいたい1月か8月が一位になるそうです。
今回は夏が嫌いな理由や夏を嫌う人の特徴を調べていったところ、50を大きく超えてしまいました。
そこで、これらの意見を10程度に分類して紹介していきます。ほとんどの理由を網羅できていると思います。
✔本記事のテーマ
【夏が嫌いすぎる】夏が苦手な人の理由や特徴を調べたら50を軽く超えてしまった。
✔本記事でわかること
【夏が嫌いな人の意見】高温多湿・大雨・紫外線・虫がうざい/変質者・ヤンキー・パリピが増える/家族の問題/お洒落ができない/海が怖い…
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夏が嫌いすぎる人の意見を調べてまとめてみました
1.暑すぎる
- 少し外出しただけで汗だくになり意識朦朧としてくる。
- スポーツ観戦など屋外イベントが疲れる。
- 脱水症になりやすい。
- 喉が渇きすぎる。
- お腹を壊しやすい。
- 熱中症のリスクが高まる。
- 汗をかくから洗濯回数が増える。
夏が嫌いな理由の一位は暑さによるものです。2022年は東京都心で猛暑日が9日連続観測されました。
また、スポーツ観戦など屋外イベントが好きな人にとっても辛い季節です。
脱水症になりやすく喉が渇きすぎるため、摂取する水分量が増えます。そのため、お腹を壊しやすい季節ともいえます。
さらに、熱中症リスクが高まるため、ご老人や小さなお子様を持つご家庭には悩みの絶えない季節となります。
なお、洗濯回数が増えるという理由を挙げる人もいました。干すことを考えると、梅雨時や冬よりは洗濯物が乾きやすいため、夏はむしろ洗濯に向いている季節の気もしますがどうでしょうか。
- 室内と屋外の寒暖差が大きい。
- 人によって快適な温度が違い過ぎる。
- 冷房病になりやすい。
- エアコンによる電気代が増える。
夏は室内と屋外の寒暖差が大きくなります。人によって快適な温度が違うため、過剰に部屋が寒いことがあります。
一般的に男性の方が暑がりで、女性の方が寒がりなので、男性に合わせた部屋は寒すぎるし、女性に合わせた部屋は暑すぎます。
冷房が効きすぎた部屋では冷房病などで体調を崩しやすくなります。冷房病は胃腸に影響を及ぼすほか、自律神経失調症の原因になることもわかっています。
なお、エアコンによる電気代が増えるという意見もありますが、冬から離れるほど電気代は低くなる傾向にあるので、夏はそれほど電気代がかからない季節です。
- 食欲不振になる。
- 栄養バランスが崩れやすい。
- 痩せる。
- むしろ太る。
夏は暑さによって食欲不振になりやすい季節ですが、むしろ太るといった意見もありました。
これは、削られる体力を補うためにより多くの食事をすることが原因であると考えられます。
虚弱体質の人にとっては痩せやすく、そうでない人にとっては太りやすい季節なのかもしれません。
- 食材が傷みやすい。
- 異臭がしやすい。
- 食中毒になりやすい。
確かに夏は食材が傷みやすい季節です。スーパーから帰ったら既に刺身が傷み始めていた。そんな経験を筆者もしたばかりです。
また、ゴミ置き場やトイレから異臭が発生しやすい季節でもあります。筆者は猫を飼っていますが、夏は部屋がほのかにくさいです。
さらに、夏は食中毒になりやすい季節です。特にアニサキスによる食中毒の発生件数は、夏に爆上がりすることが知られています。
2.湿度が高すぎる
- 湿度が高すぎて体がべたつく。
- 汗がにおう。
- 汗疹(あせも)になりやすい。
- 洗濯物から生乾きのにおいがする。
- 頭皮がくさい。
- 電車がくさい。
- 化粧が取れやすい。
夏は汗によるトラブルが多くなりますが、日本の暑さもさることながら、日本の湿度の高さが原因の部分も大きいです。
というのも、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなるからです。
汗が蒸発するときに体の熱を奪うため、日本は汗をかきやすいわりに体の熱が逃げていかない環境にあるといえます。
アフリカの人は日本の夏のほうが自国より厳しく感じることがあるそうです。知人のトルコ人も日本は暑い暑いとよくわめいていました。
汗が肌や衣服に残りやすいと、汗疹や異臭の原因になります。異臭については、大雨が重なると最悪なものになります。
夏の雨の日の通勤電車はこの世の物とは思えない異臭で充満していますよね。
また、女性にとって汗がべたつく夏は、化粧が取れやすくて最悪です。
3.大雨が嫌
- 突然大雨が降るから嫌。
- イベントの延期や予定変更が多い。
- 傘をさす回数が多くなる。
- 頭痛の回数が多くなる。
梅雨は7月下旬まで続くこともあります。梅雨時の長時間降るしとしとした雨は、湿度を高める原因にもなり鬱陶しいものです。
また、真夏は積乱雲が降らせるゲリラ豪雨により、予定が突如キャンセルされることがあるから困ったものです。
さらに、夏の終わりには台風が接近し始めますから、夏は前後を含めて雨に悩まされる季節といえます。
ちなみに「傘をさす回数が多くなる」「頭痛の回数が多くなる」は筆者の意見です。
物を持ちたくない性格であるため、雨の日は持ち物が増えて憂鬱です。また、低気圧の影響で頭痛が増えるため、雨の日は苦手です。
4.紫外線が強すぎる
- 紫外線による肌のダメージが気になる。
- 頭皮のトラブルが気になる。
- 日焼けしたくない。
- 紫外線アレルギーにはあまりにも辛い季節。
- 外出時に日焼け止めクリームをいちいち塗るのがめんどう。
夏は原因不明の頭のかゆみに悩まされやすい季節ですが、よく調べてみると紫外線による肌トラブルということも多いようです。
日焼けをしたくない美白女子・男子にとっては紫外線は天敵ですし、紫外線アレルギーの人にとっては地獄の季節となります。
また、日焼け止めクリームを塗らない人には想像がつかないかもしれませんが、日焼け止めクリームは非常にわずらわしいものです。
まず、独特のにおいがします。洗い落とすのもそこそこ大変。刺激があり肌のトラブルにもつながりやすい。アレルギーを引き起こすこともある。何よりベタつく。
このように、日焼け止めクリームを常用している人にとっては、日焼け止めクリームを塗ること自体が苦痛になる場合があります。
ちなみに日本だと、6~9月が紫外線が強い季節であると言われています。
5.虫が多い
- 蚊が鬱陶しい。
- セミの鳴き声がうるさい。
- コバエが発生しやすい。
- 外出時に虫よけスプレーが必要になる。
ある調査によると、日本人の9割強が「虫が嫌い」か「やや虫が嫌い」と回答したそうです。
その中で特に嫌われているのは蚊でしょう。蚊は痒みの原因ともなり、病原体の媒介ともなる厄介な存在です。
また、セミの鳴き声が苦手な人もいます。さらに、ゴミ箱や風呂場などから謎のコバエが発生しやすい季節でもあります。
虫よけスプレーは日焼け止めクリームと同様、肌に合わないとかぶれることがあります。
6.イベント・活動に関する理由
- 外での活動が制限される。
夏は気候条件から、外での活動が制限される季節です。
- 休暇や旅行シーズンで混雑が増える。
- 交通渋滞が増える。
夏は休暇が占める日数が他の季節より多いため、総じて混雑しやすい季節です。
祭りなど人混みであふれかえるイベントも多く開催されます。
人混みが苦手な人にとってはストレスが溜まりやすい季節であるといえます。
- 旅行やレジャーなど、予定が詰まりやすい。
夏はスケジュール管理が難しいと感じる人もいるようです。詰め過ぎなければいいだけだと思いますが。
- レジャー費用が高い。
キャンプ用品、スキューバダイビングの費用など、レジャー費用が高くつくという意見もありました。
冬のレジャーの代表格であるスキーやスノボも費用が高くつきますから、季節が理由ではなく「何を趣味にしたか」が理由の気がしますが。
- インドア派だから。
- 夏のイベントや屋外イベントに興味がない。
- 祭りや海水浴などが苦手。
夏のイベントに興味があるものがない、嫌いなイベントがある人にとっては夏は苦手な季節なようです。
インドア派に多い印象です。
7.家族に関する理由
- 子供がいる日数が多く家が騒がしい。
- 子供がいる日数が多く家事が増える。
- 旦那が家にいる日数が多くなる。
- 子供を楽しませなくてはいけないというプレッシャー。
夏は長期の学校休みと重なるので、家に子供がいる日数が増える季節です。
単純に子供が騒がしいという身勝手な意見の一方で、家事が増えるという主婦による切実な意見もありました。
また、旦那が家に居座るのが鬱陶しいという、男性諸氏にとって何とも悲しい意見もありました。
さらに、子供と奥さんを楽しませなくてはいけないというプレッシャーを感じる男性もいるようです。
8.肌の露出に関する理由
- 肌の露出が嫌。
- 体形にコンプレックス。
- ダイエットしなくてはいけない。
- ムダ毛処理に時間とお金がかかる。
肌の露出が嫌な人には、肌の露出自体に嫌悪感を抱く人と、肌の露出に伴う悩みがある人の2パターンがあるように思います。
肌の露出に嫌悪感を抱く人にとっては、自分が肌を露出することに抵抗があるため、夏でも長袖を着るなどして耐えなくてはいけません。
そういった人が例えば学校において、プールでの活動や海行事への参加が強制される場合は大きな苦痛が生じるでしょう。
中には他人の肌の露出に嫌悪感を抱く人もいるでしょう。
また、肌を露出するために痩せなくてはいけなかったりムダ毛処理をしなくてはいけなかったりと感じる人にとっては、肌の露出のために手間をかける必要が出てきます。
9.ファッションの問題
- 暑いからお洒落をする気がなくなる。
- 夏場のファッションが限定される。
- 仕事着が暑すぎる。
夏場はファッションを楽しめないという意見もありました。全身に対する服装の割合が夏は減りますから、コーディネートが楽しめないと感じる人がいるようです。
また、夏場もネクタイをしなくてはいけない、半袖は禁止などの企業に勤めている場合、夏は地獄となります。
クールビズスタイルが推奨されていたとしてもそもそもの仕事着が夏には暑すぎて、本音はビーチサンダルに半袖半ズボンで出勤したいという人もいることでしょう。
10.夏にあらわれる特定の人が嫌い
- 夏は変質者が多い。
- 公園でたむろする人が多い。
- 外での宴会が増える。
- パリピが増える。
夏になるとあらわれる露出狂などの変質者、公園でたむろするヤンキー、街中ではしゃぐパリピなど、いわゆるDQNに対する嫌悪感を抱く人がいるようです。
11.夏休みはむしろ退屈
- 仲の良い友達と会う機会が減る。
- 仕事以外やることがないから暇すぎる。
- 休暇が長すぎて飽きる。
私は一年中夏休みだとありがたいのですが、長すぎる休暇が苦痛な人もいるようです。
学校や仕事などに義務感を感じていない人にとっては学校や仕事が待ち遠しいのかもしれません。良いことです。
12.その他の意見
- お化けが出そう。
- 心霊番組が多すぎる。
夏といえばお化けですね。かわいらしい意見です。
- イネ科のアレルギーがきつい。
イネ科のアレルギーは夏に起きやすいそうです。
- 日照時間が長すぎて睡眠障害になる。
北極圏は夏の時期に白夜となり、南極圏は極夜となります。
つまり1日中昼の地域や夜の地域があるということです。
これらの地域では睡眠障害や鬱になる人が多い傾向にあります。
日本でも夏と冬で日照時間が最大で5時間近く差があるので、睡眠に影響が生じる人が一定数いるようです。
- 海が怖い。
夏といえば海です。その海に対する恐怖症に悩んでいる人がいるようです。その悩みは随分と深刻なご様子。
以下の記事で詳しく解説しています。ぜひそちらも合わせてお読みください。
今回はここまでです。
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