髭が与える印象を知りたい。
メリットやデメリットはある?
そんなあなたの疑問にお答えします。
日本では残念ながら、髭の印象はあまり良くないようです。
私は髭を生やしていますが、「髭を剃った方が良い」「髭が無い方が似合っている」などと、何度か言われたことがあります。
要らない世話だし好みを押し付けないでもらいたいのですが、髭が与える印象についてはおさえておきたいものです。
そう思ったので髭についての印象を調べてまとめてみました。
✔本記事のテーマ
髭が与える印象:メリットとデメリット10選【日本人は髭が嫌い?】
✔本記事でわかること
- 髭のメリット10選
- 髭のデメリット10選
- 髭の印象を良くするためにできること5選
1.髭のメリット10選
①落ち着きや知的さを演出できる。
伯爵のイメージです。綺麗に整った髭は知的な印象を与えてくれます。
②童顔のイメージを克服できる、年齢を高く見せることができる。
童顔に対するコンプレックスを解消できます。また、職業柄年齢を高く見せたい場合にもおすすめです。
ただし、髭が似合っていない場合はチグハグな印象になるので注意が必要です。
③強さや男らしさを演出できる。
ワイルドなイメージです。プロレスラーのヒールはだいたい髭をはやしていますね。これは、髭による強さや男らしさの演出の典型です。
④年齢を重ねても若々しさを演出できる。
私のイメージはショーン・コネリーです。
若いときに髭を生やすと老けて見えますが、年をとってくるとむしろ若く見えることがあります。
これは肌のしわが目立たなくなったり、輪郭が整って見えるからです。
⑤個性的な印象を与えることができます。
チャップリンやジョニーデップ、山田孝之のイメージです。印象的な髭は人の記憶に残りやすくなります。
個性的な髭は、服装とマッチさせることでとてもお洒落な印象を与えることがあります。
また、アーティスティックな印象やミステリアスな印象を与えることができます。
美容師やアーティスト、マジシャンの中で髭をはやしている人が多いのはそのためです。
⑥顔を立体的にみせることができる。
マスクを外すと印象が大きく変わる人、いませんか。
日本人などアジアの人は、欧米の人と比べて鼻が低く、顎が短い傾向にあります。
髭をはやして先端をとがらせることで、これらの印象を緩和することができます。
特に横顔のイメージ形成には有用です。
⑦イメージチェンジが容易
髭をはやすことでイメージチェンジが容易です。髭の形を変えることでイメチェンすることもできます。
ただし、生えたてのころは無精髭となり、悪い印象を与える可能性が高まるので注意が必要です。
日本人女性には無精髭にマイナス印象を持つ方が多いので注意が必要です。
⑧剃るよりも手入れが楽
ズボラな人が持ちがちな意見です。ただし、整えるなど手入れをしだすと、むしろ大変なので注意が必要です。
⑨肌荒れしない
肌が弱い人にとっては大きなメリットです。
筆者は肌がめちゃくちゃ弱いです。どれだけ丁寧に剃っても肌がボロボロになります。
私が髭をはやしている理由はほぼこれが該当します。
⑩紫外線、寒さ、乾燥などから肌を守る
髭には外部の刺激から肌を守る効果があります。
雑菌の侵入を妨げ、風邪をひきにくくする効果があるという意見もあります。
ただし、髭は清潔を心がけないと、不衛生になるので注意が必要です。
2.髭のデメリット10選
①不潔なイメージを与える
髭嫌いの日本人女性で、圧倒的第一位の理由です。
髭は食べ物や飲み物などがつきやすく、手入れを怠ると不潔な印象を与えることがあります。
イギリスの衛生機関が行った調査では、多くの髭に病原菌が存在することが明らかになったとのことです。
②怖い印象を与える
髭に対して怖いという印象を持つ人は一定数います。髭が苦手な子供も多いようです。
③間抜けな印象を与える
童顔に不釣り合いな髭、ファッションと不釣り合いな髭など、組み合わせによっては間抜けな印象を与える場合があります。
要は似合っていないということです。
④反社会的なイメージを与える
日本の場合、髭に対してこのようなイメージを持つ人はけっこういます。
権威の高い者がたくわえる髭は品格があるが、権威が無い者が髭をはやすと品が無く野暮ったい。
このような考え方が、明治維新以降の日本で広まったようです。
確かに日本では髭と反社会的なイメージは強い結びつきがあるように感じます。
イラストや漫画で、泥棒やヒールキャラクターが髭をはやしていることが多いですね。
⑤胡散臭いイメージを与える
詐欺師のようなイメージを持つ場合があるようです。
これは、前述の反社会的なイメージと類似性があります。
⑥だらしなく思われる
特に無精髭に対して、そのような印象を持つ人が多いようです。
髭を整えていない場合はなおさらです。
⑦キスをするときにチクチクする。
これも女性側の意見として多いものです。
ところで筆者が小さいころ、父親に頬ずりをされたときに髭がチクチクして嫌だった記憶があります。
⑧手入れが大変
髭を整えることを日常とした場合、手入れに相当な時間をもっていかれることになります。
⑨職業によってはアウト
例えば、医療従事者や食品業界の従業員など、清潔感や衛生面が重要視される職業では、髭を生やすことが許容されていない場合があります。
⑩日本社会に受け入れられていない
髭がタブー視される職業があるなど、髭を生やすことが全面的に日本の社会に受け入れられていません。
一部の企業や公的機関では清潔感や規律を求められることが多く、髭を生やすことが許容されていない場合があります。
日本では伝統的に悪いことをした場合は「頭を丸める」というような文化があります。
このように「毛」と「悪」が結びついている側面は否定できないでしょう。校則で髪の長さが規定されていることが典型です。
日本では、髭をはやしている行為が失礼であると考える人が一定数いることを理解しましょう。
3.髭の印象を良くするためにできること5選
①手入れをしっかりと行う
髭に対する悪印象の大半は、不衛生なイメージです。
手入れをしっかりとするようにしましょう。
個人的にはヒゲトリマーが便利でオススメです。
部分的に剃る場合はジェルが出るタイプのT字カミソリがオススメ。シックやジレットが定番です。
ホットマスクや蒸したタオルなど、肌の負担を軽減する工夫も必要です。おそらく最も売れている蒸しタオルメーカーはこちらです。
また、定期的に床屋に行き、髭を整えてもらうのもよいでしょう。
②服装や髪型など、全体の印象を整える
全身のトータルバランスが大事です。髭に合う髪型、合わない髪型などあるはずです。
個人的にはジレ(ベスト)と髭の組み合わせが好きです。
髭だけではなく、全体的な印象を整えることが大切です。服装や髪型などを工夫し、清潔感のあるスタイルを心がけましょう。
③悪印象を与えかねない場面では髭を剃る
筆者は場面によって髭を剃るということはしません。
しかし、すべての人がこのような立ち位置でいることはできないでしょう。
なので、髭を生やすことが不適切な場面では、髭を剃るようにしましょう。最低限、髭を整えるようにしましょう。
④髭を生やしていることに自信を持つ
髭を生やしたら悪く思われるかな……
こう思うならさっさと剃った方が良いです。
自分にとって良いと思える姿、自然体を大事にしてください。
自信を持って髭を生やしている姿勢は、相手に好印象を与えることがあります。一貫した姿勢はポリシーとして相手に伝わるということです。
周囲の目を気にして髭を生やしている場合、そこまでして髭を生やす必要があるのかという疑問が湧いてきます。
その問いに「ノー」ならば、今すぐ髭を剃りましょう。「イエス」である場合、堂々と髭を生やせばよいのです。
⑤良好な人間関係を築く
髭が好きなのも人間、髭が嫌いなのも人間です。
そして好きや嫌いなど、感情によって、あるいは他者との関係性によって決まるものです。
良好な人間関係を築き、堂々と髭を生やせば良いと思います。
今回はここまでです。
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