【自己肯定感の定義】自己効力感・自己有用感との違いは?英語で表すと?

自己肯定感の向上
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知りたガリお
 

自己肯定感の意味を知りたい。
自己効力感・自己有用感との違いを知りたい。
英語で表した時の表現は?

そんなあなたのための記事です。

人によって自己肯定感の意味の説明がバラバラで困ったものですね。

現段階での筆者なりの見解の述べます。というか多分、間違いない見解です。

✔本記事のテーマ

【自己肯定感の定義】自己効力感・自己有用感との違いは?英語で表すと?

✔本記事でわかること

【自己肯定感って結局、どういう意味なんだろう】
自己肯定感とは/英語訳/バンデューラの自己効力感/自己肯定感の6つの感

✔参考記事

自己肯定感って結局、どういう意味なんだろう?

1.自己肯定感とは?

自己肯定感と自己効力感の違いは何でしょうか。

自己肯定感と自己有用感の違いは何でしょうか。

この問いには様々な意見があります。

「根本的に異なる」「似たような意味」「同じ」など、様々な考えがあります。

結論、このどれかであると断定することは誤りであると考えています。

「色々な捉え方があるよね」これが、正しい理解であると思います。

というのも、自己肯定感は比較的新しい概念で、定義がはっきりとしていないからです。

自己肯定感を英語で表すとどうなるでしょう。

「self-esteem」
「self-efficacy」
「self-positivity」
「self-affirmation」

やはり見解が分かれます。

「self-esteem」は自尊心、「self-efficacy」は自己効力感に対応する言葉です。

「self-affirmation」は社会心理学者のスティールによる自己肯定感理論で定義された言葉ですが、現在使われている自己肯定感と意味合いがだいぶ異なるようです。

自己肯定感を「すべての自分に対してイエス」という感覚ととらえる人もいれば、自己肯定感の中には「自己効力感」、「自己有用感」などさまざまな考え方が含まれているという見方をする人もいます。

このように、言葉ではっきりと定義することが非常に難しいのが、自己肯定感なのです。

ところで、自己肯定感に対してネガティブな印象を持つ人がいます。

そういう人の意見には、以下のようなものがあります。

  • アピールが過ぎるからうざい。
  • なんでもできると勘違いしているからうざい。
  • ポジティブすぎて反省しないからうざい。

これらは、自己肯定感を「尊大」「過信している」「自意識過剰」「プライドが高い」などと混同している典型です。

このように、自己肯定感に誤ったイメージを持っているケースもあるので注意が必要です。以下の2つの記事を参考にしてください。

2.バンデューラの自己効力感

自己効力感は、「社会的学習理論」の創始者の一人であるアルバート・バンデューラによって提唱された概念です。

自己効力感とは、目標達成に必要な能力を持っているという信念のことを指します。すごく単純に説明すると、「自分にできる」という感覚です。

自己肯定感を文字通り自分を肯定する信念であると考えると、両者には関連性があることがわかります。

自己効力感が高ければ、自己肯定感も高くなります。

3.自己肯定感の6つの「感」

自己肯定感に関連する本で最も売れているのは、中島輝さんの『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』ではないでしょうか。
※Amazonの中島輝さんの本一覧

中島輝さんは、自己肯定感に6つの「感」があると考えました。

  1. 自尊感情 …自分には価値があると思える感覚
  2. 自己受容感…ありのままの自分を認める感覚
  3. 自己効力感…自分にはできると思える感覚
  4. 自己信頼感…自分を信じられる感覚
  5. 自己決定感…自分で決定できるという感覚
  6. 自己有用感…自分は何かの役になっているという感覚

このように、自己効力感や自己有用感を、自己肯定感の一要素であると考える方も多数います。

4.自己肯定感と自己効力感・自己有用感の違い

自己肯定感と自己効力感や自己有用感の違いについては、はっきりとこうだと言うのが難しいというのが結論です。

自己肯定感には明確な定義がなく、様々な要素を包括的にふくんでいると考えるのが最も自然な理解ではないでしょうか。

今回は以上です!


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