【3D恐怖症】3Dが怖い!酔うから怖い?それともぶつかりそうだから怖い?

恐怖症
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知りたガリお

3D恐怖症とは?
3Dの何が一体怖いの?

そんなあなたの疑問にお答えする3分で読めるショート記事です。さっそく始めます。

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【3D恐怖症】3Dが怖い!酔うから怖い?それともぶつかりそうだから怖い?

✓本記事でわかること

3D恐怖症の特徴と症状/3D恐怖症の克服

1.3D恐怖症の特徴と症状

3D恐怖症とは、映画やアトラクションなどで使用される3D映像に恐怖する症状です。

3D恐怖症は、正式な医学や心理学の診断名ではありません。「精神障害の診断・統計マニュアル」(DSM)にも記載はありません。

非常に珍しい恐怖症で、罹患者もほとんどいないと予測されますが、一定数3D映像に恐怖する人はいると思われます。

3D映像に恐怖する人は、3D映像に酔うという理由ではなく、3D映像が自分にぶつかりそうだと感じて恐怖します。

映画やアトラクションで使用される3D映像の演出は、驚かせたり恐怖を与える目的のものもあり、多少なりとも人は恐怖します。

しかしながら、これらの演出に対して過剰に恐怖を抱くのが、3D恐怖症の人です。

恐怖症の人は過度な不安や恐怖、息切れや動悸などの身体症状、パニック発作などの症状に苦しみ、その結果、恐怖の対象物への回避行動が見られます。

3D恐怖症の人は3D映像に対して、3D眼鏡を外したり目を閉じたりして対処します。

3D恐怖症の人は3D映像に対する恐怖が不合理なものであると理解していて、実際に危害を加える存在ではないと理解しています。

しかし、びっくりするというレベルを超えて、3D映像に対して強い恐怖を抱いてしまうのです。

2.3D恐怖症の克服

恐怖症の克服として、曝露療法や認知行動療法が一般的です。

曝露療法は、危害が及ばない範囲で恐怖刺激を与え、恐怖の対象に少しずつ耐えられるようにしていきます。

3D恐怖症においては、立体感の弱い3D映像や過剰演出の少ない3D演出を視聴して慣れるところから始めます。

特にテレビで利用されている3D映像は、少しだけ立体感を演出しているだけといったものも多いので、曝露療法として利用するのにオススメです。

認知行動療法は、3Dに対する誤謬や不合理な恐怖の解消を目指します。

恐怖症はしばしば、恐怖の対象物への誤った認識によって生じます。正しい知識を習得するとともに、論理的な思考に置換していきます。

3D映像自体が私たちに実害を与えることはほぼありません。また、3D映像が実際にぶつかるわけではありません。仮にぶつかったとして、一切痛みは伴いません。

そもそも映像で表現されるものは、実際に存在する物体ではありません。このように思考することで、少しずつ3Dに対する恐怖が和らいでいくことでしょう。

さて、今回は3D恐怖症についてでした。

一般的な恐怖症の治療法についてはこちらをご確認ください。

その他の恐怖症は以下の記事からご確認ください。

今回はここまでです。

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