【7月19日の誕生石】セレナイトの特徴・別名・色・石言葉・意味・効果まとめ

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7月19日の誕生石はセレナイト

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セレナイト(Selenite)は、透明から半透明の外観と優雅な光沢が特徴の鉱物で、石膏(カルシウム硫酸二水和物、CaSO4·2H2O)の一種です。名前の由来は、ギリシャ語で月を意味する「selene」にあり、月光のような輝きを持つことからこの名前がつけられました。セレナイトは、しばしば「月の石」とも呼ばれ、その繊細な美しさとスピリチュアルな特性から、広く愛されています。

セレナイトはモース硬度が2と非常に柔らかく、爪でも簡単に傷つけることができるため、取り扱いには注意が必要です。結晶系は単斜晶系で、柱状や板状の結晶を形成することが多いです。主な産地としては、メキシコ、アメリカ、オーストラリア、ギリシャ、モロッコなどが挙げられます。特にメキシコのナイカ鉱山では、巨大なセレナイトの結晶が見つかり、その美しさと規模で世界的に有名です。

セレナイトの透明度と光の反射が美しいため、装飾品やインテリアアイテムとして人気があります。ランプ、キャンドルホルダー、彫刻など、さまざまな形で加工され、その柔らかな光が空間を優雅に照らします。ジュエリーとしても用いられますが、その柔らかさゆえに慎重な取り扱いが求められます。

スピリチュアルな用途において、セレナイトは非常に重要な役割を果たします。この石は、浄化と保護の石として知られており、ネガティブなエネルギーを除去し、ポジティブなエネルギーを引き寄せるとされています。セレナイトの特性として、他の石や物のエネルギーを浄化する力が強いことが挙げられます。多くの人々は、セレナイトの棒やプレートを使用して、他のクリスタルを浄化したり、瞑想の際に用いたりします。

セレナイトは、精神的な明晰さと洞察力を高めるとも信じられています。第三の目とクラウンチャクラに関連しており、スピリチュアルな成長を促進し、内なる平和をもたらすとされています。瞑想の際にセレナイトを持つことで、深いリラクゼーションと精神的な明晰さを得ることができると言われています。

セレナイトの歴史は古く、古代ギリシャやローマでは、建築材料や彫刻、窓ガラスとして使用されました。セレナイトの透明度と光の透過性は、自然光を柔らかく拡散させるため、特に宗教施設や神殿で重宝されました。また、古代の人々はセレナイトの神秘的な特性を崇め、護符や儀式用の道具として用いていました。

セレナイトはその美しい外観とスピリチュアルな特性から非常に魅力的な鉱物です。柔らかな月光のような輝きは、空間を優雅に彩り、心を落ち着かせます。スピリチュアルな用途においても、浄化と保護の力を持ち、精神的な成長や内なる平和を促進するための重要なツールとして広く使用されています。セレナイトの豊かな歴史と多様な用途は、現代でもなお人々を魅了し続けています。

セレナイトの鉱物データ

英名Selenite
別名透石膏(とうせっこう)、聖母マリアのガラス、クリアジプサム
主要産地メキシコ, アメリカなど
モース硬度2
石言葉・意味直感、無意識、純粋、女性性
効果直感を深め、持ち主が自然な流れに身を任せることを促進する。
無意識の深層にアクセスし、内面の浄化や癒しをサポートする。
持ち主の内なる美しさや優しさを引き出し、女性性を活性化させる。

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